バヌアツに行ってみたいと思っても、まず迷うのが「日本からどうやって行くの?」というところ。
日本からバヌアツへの直行便はないので、フィジーやオーストラリアなどを経由して向かうのが基本です。
この記事では、日本からバヌアツへの行き方やおすすめの乗り継ぎルート、所要時間・旅費の目安を2026年の最新情報で分かりやすくまとめます。
日本からバヌアツへの行き方

日本からバヌアツへ行く場合は、フィジーやオーストラリア、ニューカレドニアなどを経由して向かうのが基本です。
日本からバヌアツへの直行便はないため、どこかの国・都市で最低1回は乗り継ぐ必要があります。
バヌアツと聞くと「かなり行きにくそう」という印象がありますが、実際は経由地と乗り継ぎ時間をきちんと確認して航空券を選べば、そこまで難しい旅程ではありません。
日本からの代表的な行き方としては、
- フィジーのナンディ経由
- オーストラリアのブリスベンやシドニー経由
- ニューカレドニアのヌメア経由
- ニュージーランドのオークランド経由
などがあります。
どのルートが使いやすいかは、出発する空港や旅行日程、航空券の料金によって変わります。
「とにかく安く行きたい」「乗り継ぎを少なくしたい」「できるだけ短時間で行きたい」など、何を優先するかによっておすすめのルートも変わるので、後ほどそれぞれ詳しく比較します。
まずは、日本からバヌアツへ行くための基本を見ていきましょう。
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日本からバヌアツへの直行便はない
2026年現在、日本からバヌアツへの直行便は運航されていません。
そのため、日本を出発したあと、フィジー・オーストラリア・ニューカレドニア・ニュージーランドなどを経由してバヌアツへ向かいます。
バヌアツ政府観光局でも、日本からのアクセスとしてナンディ経由などの乗り継ぎルートが案内されています。
特に航空券を探すときに注意したいのが、「バヌアツまでの飛行時間」だけではなく、乗り継ぎの待ち時間まで含めて確認すること。
同じ1回乗り継ぎでも、経由地で数時間待つ場合もあれば、便の組み合わせによっては一泊必要になることもあります。
そのため、料金だけを見て航空券を選ぶよりも、
- 乗り継ぎ回数
- 乗り継ぎ時間
- 総所要時間
- 航空券の料金
をまとめて比較するのがおすすめです。
バヌアツは「直行便がなくて行きにくい国」というより、どの経由地を選ぶかで旅のしやすさが大きく変わる国というイメージです。
到着するのはポートビラの国際空港
バヌアツ旅行で多くの人が最初に到着するのが、首都ポートビラのあるエファテ島のバウアフィールド国際空港(Bauerfield International Airport/VLI)です。
バヌアツには国際線が発着する空港が複数ありますが、日本から観光で訪れる場合は、まずポートビラを目指すルートが一般的です。バヌアツ政府観光局でも、ポートビラ空港は多くの旅行者が最初に利用する空港として案内されています。
空港からポートビラ中心部までは車で約10分ほどなので、到着後の移動は比較的ラクです。
また、タンナ島やエスピリトゥサント島など、バヌアツのほかの島へ行きたい場合も、ポートビラから国内線へ乗り継ぐケースが多くなります。
私自身、こういう島国は「空港に着いてから市内までが大変そう」と思いがちなんですが、ポートビラは空港と街が近いので、その点はかなり安心です。
次は、日本から使いやすい4つの主な乗り継ぎルートをそれぞれ詳しく見ていきます。
日本からバヌアツへ行く主な乗り継ぎルート
日本からバヌアツへ行くルートはいくつかありますが、現実的な候補になるのはフィジー・オーストラリア・ニューカレドニア・ニュージーランド経由です。
ただ、どのルートも毎日同じように乗り継げるわけではありません。
曜日によっては乗り継ぎがきれいにつながったり、逆に待ち時間が長くなったりするので、「どこの国を経由するか」だけでなく、実際のフライトスケジュールまで見て決めるのがポイントです。
それぞれの行き方を見ていきます。
フィジー経由
日本からバヌアツへ向かうルートの中でも、まず候補に入れやすいのがフィジーのナンディ経由です。
成田からナンディへ向かい、そこからポートビラ行きに乗り継ぎます。
フィジー航空(Fiji Airways)はナンディ-ポートビラ線を運航しており、バヌアツ政府観光局でも日本からのアクセス方法としてナンディ経由が案内されています。
イメージとしては、
成田 → ナンディ(フィジー) → ポートビラ
というシンプルなルートです。
途中でさらに別の都市を挟まなくていいので、日程がうまく合えばかなり分かりやすい行き方です。
ただし、乗り継ぎ時間によってはナンディで長めの待ち時間が発生することもあります。
個人的には、南太平洋へ行くのにフィジーで乗り継ぐというのも旅行気分があって嫌いじゃないんですが(笑)、純粋に移動時間を短くしたい場合は乗り継ぎ時間までチェックしておいた方がいいです。
フィジー経由を探すときは、成田→ナンディ→ポートビラまでまとめて検索してみると分かりやすいです。
オーストラリア経由
もうひとつ探しやすいのが、オーストラリア経由です。
特にブリスベンからポートビラへは、QantasやVirgin Australiaなどの直行便があります。
そのため、
日本 → ブリスベン → ポートビラ
というルートを組むことができます。
シドニーからもポートビラ行きの便があるため、日本からシドニーへ入り、そこからバヌアツへ向かうルートが出てくることもあります。
日本-オーストラリア間は選べる便が比較的多いので、航空券検索をすると候補に出てきやすいルートです。
一方で気をつけたいのが乗り継ぎ。
フライトの組み合わせによってはオーストラリアでかなり待つこともありますし、別々に航空券を取る場合は荷物の受け取りや再チェックインが必要になるケースもあります。
「オーストラリアまで行ければ、あとはポートビラまで直行」という分かりやすさは、このルートの大きなメリットです。
ニューカレドニア経由
距離だけを見るとかなり魅力的なのが、ニューカレドニアのヌメア経由です。
ヌメアからポートビラまでは近く、飛行時間はおよそ1時間~1時間30分程度。
2026年現在もヌメア-ポートビラ間には国際線が運航されています。
つまり、
日本 → ヌメア → ポートビラ
とつながれば、とてもきれいなルートになります。
ただし問題は、日本からヌメアまでの行き方。
以前は日本からニューカレドニアへ直行しやすい時期もありましたが、現在はフライトスケジュールによってブリスベン・ナンディ・シンガポールなどなどを経由する必要があり、必ずしも日本から一番簡単なルートとは限りません。
さらにヌメア-ポートビラ便は本数が多くないため、接続によってはヌメアで宿泊する旅程になることもあります。
地図だけ見ると「ニューカレドニア経由が一番近そう!」と思うんですが、実際の航空券ではそう単純でもないところが南太平洋旅行の難しいところです。
逆に、ニューカレドニアも一緒に旅行したい人なら、2か国周遊として考えるのも面白いルートです。
ニュージーランド経由
ニュージーランドのオークランド経由という選択肢もあります。
2026年現在、Solomon Airlinesがオークランド-ポートビラ間の直行便を運航しているため、
日本 → オークランド → ポートビラ
という旅程を組むことができます。
日本からオークランドへは直行便があるため、フライトの日程がうまく合えば乗り継ぎ1回でバヌアツまで行けるのが魅力です。
ただ、オークランド-ポートビラ便は毎日運航しているわけではありません。
出発日によっては待ち時間が長くなったり、オークランドで一泊した方が組みやすかったりするので、ニュージーランド経由は「曜日が合えばかなり使いやすいルート」という感じです。
ニュージーランドにも立ち寄りたいなら、往路か復路で数泊する旅程にしてしまうのもあり。
バヌアツだけを目的にする場合は、フィジーやオーストラリア経由と総所要時間・料金を比較して決めるのがおすすめです。
日本からバヌアツへ行くならどのルートがおすすめ?
バヌアツへの行き方はひとつではないので、何を優先するかでおすすめのルートが変わります。
安さを重視するのか、乗り継ぎの少なさを重視するのか、それともできるだけ短時間で着きたいのか。
ここでは目的別に分けて見ていきます。
料金を抑えたい場合
料金を抑えたいなら、まずはフィジー経由とオーストラリア経由を比較するのがおすすめです。
航空券は時期や曜日によってかなり差が出るので、「このルートが必ず最安」とは言い切れません。
特にバヌアツは便数が多い国ではないので、経由地をひとつに決め打ちせず、複数ルートをまとめて検索する方が安い便を見つけやすいです。
数万円単位で差が出ることもあるので、旅行日程に余裕があるなら出発日を前後させて探してみるのもおすすめです。
乗り継ぎ回数を減らしたい場合
乗り継ぎをできるだけ少なくしたいなら、日本から経由地まで直行便があり、そこからポートビラへ飛べるルートを選ぶのが分かりやすいです。
候補になるのは、フィジーのナンディ、オーストラリアのブリスベン、ニュージーランドのオークランドなど。
うまく便がつながれば、日本から乗り継ぎ1回でポートビラまで行くことができます。
初めてバヌアツへ行くなら、多少安い航空券よりも乗り継ぎが少ない方が気持ち的にもかなりラクです。
所要時間を優先したい場合
できるだけ早く着きたい場合は、飛行時間そのものより乗り継ぎ時間をチェックするのが大切です。
同じ1回乗り継ぎでも、経由地で2〜3時間待つ便と半日近く待つ便では、総所要時間が大きく変わります。
そのため航空券を比較するときは、料金だけでなく出発からポートビラ到着までの「総所要時間」を見るのがおすすめです。
日程によってベストなルートは変わるので、フィジー・オーストラリア・ニュージーランド経由あたりを並べて比較すると選びやすいです。
日本からバヌアツまで何時間かかる?
日本からバヌアツまでは、乗り継ぎを含めておよそ15〜25時間前後を見ておくと分かりやすいです。
ルートや乗り継ぎ時間によってかなり差があり、接続が悪い場合はそれ以上かかることもあります。
航空券を探すときは、飛行時間より「総所要時間」を確認するのがポイントです。
特にバヌアツは便数が多くないので、乗り継ぎ待ちが長い便もあります。
バヌアツ旅行の費用はいくら?
バヌアツ旅行の費用は、航空券やホテルのグレード、現地ツアーにどれくらい参加するかでかなり変わります。
目安として、5泊8日の旅行なら1人25万〜40万円前後を考えておくと分かりやすいです。
リゾートホテルに泊まったり、離島への国内線やツアーを多く入れたりすると、さらに予算は上がります。
航空券の目安
日本からバヌアツまでの往復航空券は、15万〜25万円前後をひとつの目安にしておくといいでしょう。
バヌアツは日本からの直行便がなく、乗り継ぎが必要なため、東南アジアなどに比べると航空券は高めです。
また、出発日や経由地による価格差も大きいので、日程を少しずらすだけで数万円変わることもあります。
ホテル・食費・現地交通
ポートビラのホテルは、一般的なホテルなら1泊1万〜2万円前後から探せます。
食事はローカルなお店を利用するか、ホテルやレストラン中心にするかで差がありますが、1日5,000〜10,000円程度を見ておくと安心です。
現地ではバスやタクシーが利用でき、空港からポートビラ市内までのタクシーは約2,000~2,500VTが目安です。
旅行全体の予算
5泊8日を目安にすると、ざっくり次のくらいを見ておくと分かりやすいです。
- 航空券:15万〜25万円
- ホテル:5万〜10万円
- 食費・交通費:3万〜5万円
- 観光・ツアー代:2万〜5万円
合計すると、1人25万〜45万円前後がひとつの目安です。
バヌアツは航空券の割合が大きいので、旅費を抑えたい場合はまず航空券を安く取れる日程を探すのが一番効きます。
バヌアツ旅行は何泊がおすすめ?
初めてバヌアツへ行くなら、個人的には5泊8日くらいがおすすめです。
日本からは直行便がなく、往復とも乗り継ぎが必要なので、どうしても移動だけでかなり時間を使います。
せっかく高い航空券代を払って行くなら、現地でしっかり滞在できる日数を確保した方が、満足度もコスパも上がると感じます。
ポートビラ周辺を楽しむだけならもう少し短くても可能ですが、初めてのバヌアツで海や自然、離島観光までしっかり楽しみたいなら、最低でも8日間くらいの休みを取っておくのがおすすめです。
「せっかくここまで来たのに、もう帰るの?」となるのはもったいないので、日程には少し余裕を持たせておきましょう。
バヌアツ旅行前に確認しておきたいこと
バヌアツ旅行は、航空券とホテルを取れば終わりではありません。
日本からは乗り継ぎが必要なので、バヌアツの入国条件だけでなく、経由する国の条件も確認しておくことが大切です。
出発直前に慌てないように、最低限ここだけはチェックしておきましょう。
日本人はビザ免除対象
日本のパスポートを持っている場合、観光目的の短期滞在であれば事前に観光ビザを取得する必要はありません。
バヌアツ移民局では、ビザ免除対象国の旅行者について、条件を満たせば到着時に観光目的での滞在が認められ、最長120日まで滞在できると案内しています。
ただし、「ビザ不要=何も確認しなくていい」というわけではありません。
入国時には、帰国または第三国へ出国する航空券や、滞在中の費用をまかなえることなどを確認される場合があります。
最新の対象国や条件は、出発前に必ず公式サイトで確認しておきましょう。
パスポート・帰国便・宿泊先の確認
バヌアツ政府観光局では、パスポートは滞在予定期間終了後も6か月以上の有効期限があることを案内しています。
あわせて、
・バヌアツから出国する航空券
・宿泊先の予約情報
・滞在中の旅程
なども、すぐ確認できるようにしておくと安心です。
特にパスポートの有効期限は、航空券を取る前に一度チェックしておくのがおすすめです。
せっかく航空券を取ったあとで「有効期限が足りない!」となると、かなり焦ります。
乗り継ぎ国の入国条件にも注意
バヌアツ旅行で意外と見落としやすいのが、乗り継ぎ国の入国・トランジット条件です。
同じ「乗り継ぎ」でも、
・空港の国際線エリアから出ない
・一度入国して荷物を受け取る
・ターミナルを移動する
・乗り継ぎのために一泊する
など、旅程によって条件が変わります。
たとえばオーストラリアでは、日本国籍の旅行者でも一定の条件を満たせばビザなしで空港内を乗り継げますが、荷物の受け取りなどで入国審査を通る場合は別途入国資格が必要です。
ニュージーランドのオークランドを経由する場合も、空港内での乗り継ぎであってもNZeTAなどが必要になるケースがあります。
航空券を別々に予約する場合は特に注意。荷物を一度受け取る必要があると「ただの乗り継ぎ」ではなく、経由国への入国が必要になることがあります。
入国条件は変更されることがあるので、旅行直前にも経由国とバヌアツの公式情報をもう一度確認しておきましょう。
バヌアツへの航空券を安く探すコツ
バヌアツ行きの航空券は、出発日と乗り継ぎルートによって料金がかなり変わります。
少しでも安く探すなら、最初から「フィジー経由」などと決めず、まずは日本からポートビラまで通しで検索してみるのがおすすめです。
そのうえで、
・出発日を前後1〜2日ずらしてみる
・フィジー、オーストラリアなど複数の経由地を比較する
・往復だけでなく片道ずつの料金も確認する
・乗り継ぎ時間と総所要時間もチェックする
このあたりを見比べてみましょう。
数万円安くても乗り継ぎで丸一日増えるなら、本当にお得なのかは微妙なところ。
バヌアツはもともと航空券代が高めなので、料金だけでなく「時間とのバランス」で選ぶのがおすすめです。
まとめ|日本からバヌアツは乗り継ぎルート選びが重要
日本からバヌアツへの直行便はなく、フィジーやオーストラリアなどを経由してポートビラへ向かうのが基本です。
利用するルートによって航空券代や乗り継ぎ時間が大きく変わるので、
・料金
・乗り継ぎ回数
・総所要時間
この3つを比較しながら選ぶと失敗しにくいです。
個人的には、せっかく時間と航空券代をかけて行くなら5泊8日くらい確保して、ゆっくり楽しむ旅がおすすめ。
日本から気軽に行ける場所ではないからこそ、たどり着いたときの「遠くまで来た感」もバヌアツ旅行の魅力のひとつです。
ぜひ余裕のある日程を組んで、南太平洋の島国バヌアツをたっぷり楽しんできてください。