音楽と芸術の都・オーストリアの首都ウィーン!
旅行に行く時は中欧の1つの訪問先として、チェコのプラハやハンガリーのブダペスト、ドイツのロマンチック街道などと組み合わせて周遊することが多いと思います。
タイトなスケジュールの中でウィーンの観光時間が1日しかない!という場合でも大丈夫☆
1日でめいっぱい楽しむモデルコースをご紹介します♪
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もくじ
初めてのウィーン観光に外せない定番の世界遺産を巡る!おすすめのモデルコースを紹介!
2019年現在オーストリアには10の世界遺産があります☆
その中でウィーンに行ったら絶対に見たい世界遺産は2つ!
シェーンブルン宮殿(1996年登録)とウィーン歴史的地区(2001年登録)です。
ウィーンの中心部に宿泊した場合のモデルコースを見ていきましょう♪
初心者に必見のおすすめツアーサイトがあるのでぜひそちらも参考にしてみてくださいね♪
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1日でウィーンを満喫!世界遺産シェーンブルン宮殿・ブルク庭園・ウィーンの森観光<日本語>by [みゅう]
AM8:00 ウィーン観光の定番!地下鉄に乗って世界遺産・シェーンブルン宮殿へ
ウィーン観光に地下鉄は必須!
地下鉄は現地ではウーバーンと呼ばれ、U1(赤)、U2(紫)、U3(オレンジ)、U4(緑)、U6(茶)の5系統が運行しています。
(あれ?と思った方がいるかもしれませんが、2019年現在、U5系統は存在していません☆)
ウィーンの中心部にあるカールスプラッツ駅から地下鉄U4系統のヒュッテルドルフ行きに乗ってシェーンブルン駅にて下車します。
地下鉄所要時間はたったの17分!乗り換えなしで安心ですね〜♪
ヨーロッパあるあるですが、地下鉄のドアは手動でオープンするものなのでご注意くださいね☆
駅から宮殿へは徒歩5分程度。西口を出て真っ直ぐ進み、シェーンブルナー・シュロス通りという太い通りに出たら右方向に歩いて行くと宮殿に到着します。
駅からたくさんの観光客が歩いているので迷うことはないはず!
交通チケット情報
・普通乗車券: 料金はゾーン制で、ウィーン市内なら1ゾーンで済みます。必ず乗る前に刻印機で日時を刻印してから使用しましょう。(€2.10/2019年7月現在)
・ウィーンカード: 地下鉄とバス、トラムの72時間乗り放題パスと、観光スポットや飲食店などの割引券が付いています。観光案内所やホテルのフロントなどで購入可能です。(€19.90 / 2019年7月現在)
・フリーパス券: 有効期間内であればウィーン市内の公共交通機関が乗り放題!乗り場にある刻印機に通して使用開始時間を刻印することをお忘れなく。(24時間券€7.10 ・ 48時間券€12.40 ・ 72時間券€15.40 ・ 8日間回数券€35.80 / 2019年7月現在)
AM8:30 希望に合うチケットを使ってシェーンブルン宮殿に入場!
シェーンブルン宮殿の総面積は1.7㎢(なんと東京ドーム36個分)で、敷地内には広大な庭園や動物園まであります。
そんな広ーい敷地内のみどころを半日で回るおすすめのコースはこれ!
シェーンブルン宮殿 必見スポット
1. 宮殿
2. グロリエッテ
3. 動物園
シェーンブルン宮殿の入場チケットには沢山の種類があり、チケットによって入場できる施設が異なります。
チケットは宮殿入り口のチケットオフィスで購入可能ですが、朝行くと世界中からの観光客で大行列ということも。
限られた時間を無駄にしないために、事前にオンラインで購入しておくことがおすすめですよ!
そして今回のモデルコースでウィーンを楽しむ方には、ホーフブルク王宮の入場がセットになっているシシィチケットがもっともおすすめです☆
シェーンブルン宮殿 入場チケット情報
・シシィチケット: 発行日から1年以内のお好きな日時にシェーンブルン宮殿に優先入場が可能。ホーフブルクと王宮家具博物館の入場も含まれています。(大人€34/2019年7月現在)
・インペリアルツアー: 見学可能な40部屋のうち22部屋をこのチケットで見学できます。見学時間をあまり取れない方にオススメ。(大人€16 / 2019年7月現在)
・グランドツアー: 見学可能な40部屋全てに入場できるチケットです。(大人€20/2019年7月現在)
・クラシックパス: シェーンブルン宮殿内の主要な5施設(宮殿内40部屋・迷路庭園・プライバシー庭園・オランジェリー庭園・グロリエッテ)に入場できるチケットです。(大人€30.50/2019年7月現在)
・クラシックパスプラス:クラシックパスで入場可能な施設+動物園に入場できます。(大人€44/2019年7月現在)
・グロリエッテ:グロリエッテ単体の入場チケット。取り扱いは4月〜11月初旬までです。(大人€4.50/2019年7月現在)
・動物園:シェーンブルン動物園単体の入場チケットです。(大人€20/2019年7月現在)
AM9:00 豪華絢爛な宮殿内部を見学
宮殿内には1441室の部屋があり、そのうち40室が一般公開されています。
特にロココ様式で装飾されたボヘミアン・ガラスのシャンデリアは見逃せません☆
その他にも女帝マリア・テレジアや皇妃エリザベート、ナポレオンなどが過ごした部屋やモーツァルトが初めて演奏を披露した部屋などがあり、歴史好きにはたまりませんね〜!
ちなみに宮殿内は写真撮影禁止となっていますので、きらびやかな光景をその目にしっかりと焼き付けてきてくださいね☆
宮殿を堪能した後は、皇室自慢の庭園群を散策しましょう♪
AM10:30 グロリエッテから宮殿と庭園を一望
宮殿から歩いて20分の小高い丘。1775年に戦争の勝利を祝って建てられた記念碑がここにあります。
花壇越しに宮殿の全景を眺める絶景スポットでも有名☆
カフェがあるのでここで一息つくのもいいですね〜!お天気が良ければテラス席もあります♪
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AM11:00 パンダも見られる!現存する世界最古の動物園を散策
1752年に当時の皇帝フランツ1世が創設した世界最古の動物園で、現在約500種類の動物が飼育されています。2010年に誕生したパンダが人気!
園内は所々にバロック様式やハプスブルク様式が取り入れられていて、宮殿に隣接した施設ならではの雰囲気があります。
マリア・テレジアが朝食をとったというパビリオンは現在カフェになっていますよ♪
PM12:00 オーストリア料理のランチでお腹を満たす
宮殿のみどころをじっくりと回ったところでお腹が空きましたよね!最後に宮殿の入り口付近にあるレストランでオーストリア料理を楽しみましょう♪
有名な仔牛のカツレツ料理・ウィーナーシュニッツェルがおすすめです☆
ウィーンのランチを日本で安心して予約できるおすすめのサイトがあるのでぜひ参考にしてくださいね♪
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おすすめレストラン情報
Residence Cafe and Restaurant
住所: Schloss Schönbrunn, Kavalierstrakt 52, 1130 Wien, Austria
営業時間: 9:00-20:00
PM1:00 半日でも楽しめる!こちらもウィーン観光の定番☆ウィーン歴史的地区にあるホーフブルク王宮へ
地下鉄でカールスプラッツ駅に戻り、オペルンリング通りを通って徒歩15分程でホーフブルク王宮に着きます。途中、ウィーン国立歌劇場も見られますよ♪
ホーフブルクのみどころを半日で回るオススメのコースはこれ!
ホーフブルク王宮 必見スポット
1. 旧王宮
2. 新王宮
3. スイス宮
4. アウグスティナー教会
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PM1:30 旧王宮内部を見学しながらハプスブルク家の暮らしを垣間見る
皇帝居館では、謁見に来た者が待機する控えの間から始まって、皇帝が1日に100人前後と面会したという謁見(えっけん)の間、会議室にサロン、寝室など、実際に生活していたお部屋の数々を見学できます。
豪華なディナーセットが並ぶ皇帝一家のディナールームは映画で見るような世界ですよ〜♪
シシィ博物館では、皇妃エリザベートの愛用品や生涯を紹介しています。世界一の美女と謳われながら姑との確執で宮廷になじめなかったという皇妃。
彼女の人生には、時代と国は違えど同じ女性として共感する部分がありそうですね〜☆
PM3:00 新王宮〜スイス宮をまとめて見学
新王宮は1881〜1913年にかけて新設され、1938年には、あのヒトラーがドイツ・オーストリア帝国を宣言した場所です。
スイス宮は、1200年代の建築で、ホーフブルク内では最古の建物だと言われています。
新王宮には中世武器博物館や古楽器博物館などが入っていてじっくり見るとかなり時間を要してしまいます。
見たいものに絞ってサクッと回りましょう!
ホーフブルクも宮殿内部は写真撮影禁止なのでご注意くださいね☆
PM4:30 女性の憧れ・華やかな皇室のウェディングが行われたアウグスティナー教会でうっとり
シシィは16歳の時にこの教会で結婚しました☆
マリア・テレジアもここで挙式し、マリー・アントワネットもフランス王ルイ16世の代理人とここで婚約指輪の交換をしたそうです。
どんなウェディングドレスを身に付けたのでしょうか・・・若い皇妃の美しい姿を想像するだけで乙女心がウズウズします!
なんと、この教会の地下にはハプスブルク家の故人の心臓が入った銀製の壺が安置されているそうですよ。
PM5:00 コールマルクトとグラーベン通りの建築を鑑賞しながらショッピングを楽しむ
ホーフブルクを後にしてミヒャエラー門を抜けるとミヒャエラー広場の向こうに続いているのが高級ショッピングストリートのコールマルクトです♪
ルイ・ヴィトンやグッチなどの高級ブティックが軒を連ねておりウィーンの銀座とも言われています☆
チョコレートの名店・デメル の本店もこの通りにありますよ!
コールマルクトを進んでペーター教会が見えて来たら左に曲がるとそこがグラーベン通りです。
高級スーパーのユリウンス・マインルもここにあるので美味しいお土産を求めて立ち寄ってみましょう♪
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PM6:00 お洒落なお店が集まるケルントナー通りで夜を楽しむ
グラーベン通りをシュテファンスプラッツ駅方面に進むと、駅から伸びているもう1つの大通りに行き着きます。それがケルントナー通りです☆
近くにはウィーンのシンボルといわれるシュテファン寺院の美しいモザイク屋根が見えますよ。
お洒落なカフェやバーに立ち寄って夜を楽しみましょう♪
ディナーやバー、カフェを楽しむならココ!
しっかりと高級ディナーを味わうなら「ツム・ヴァイセン・ラオホファングケラー」がおすすめ。1848年の創業から映画・舞台関係者が足繁く通ったそうです。かなりの老舗ですね〜!
気軽にウィーンの家庭の味を楽しむなら「ミューラーバイスル」がおすすめ。200席の広い店内で味わう伝統料理は味・ボリュームともに満足できる内容ですよ♪
小さなナイトスポットを楽しむなら「アメリカン・バー」がおすすめ。地元客に混じってゆったりとお酒を楽しむには最高♪
カフェでゆっくりという場合は、王室御用達の「ハイナー」がおすすめ。2階にテーブル席があります。沢山歩いた後のケーキは格別ですね〜!
おすすめレストラン・バー・カフェ情報
ツム・ヴァイセン・ラオホファングケラー
住所: Weihburggasse 4, 1010 Wien, Austria
営業時間: 12:00-24:00
ミューラーバイスル
住所: Seilerstaette 15, 1010 Wien, Austria
営業時間: 11:00-24:00
アメリカン・バー
住所: Kärntner Straße 10 1010 Wien, Austria
営業時間: 11:00-翌日4:00
カフェ ハイナー
住所: Karntner Str. 21-23, 1010 Wien, Austria
営業時間:8:30-19:30 (日曜日は10:00から)
まだまだあります!興味に合わせて組み合わせたいウィーン観光の定番おすすめスポットをご紹介
半日を世界遺産のシェーンブルン宮殿またはホーフブルク王宮のどちらかで過ごして、残りの半日を音楽や芸術鑑賞にあてたい!という方もいますよね♪
そんな方におすすめの半日モデルコースをご紹介します!
半日コース 魅惑的なクリムトの世界に浸る
ウィーンといえば、有名な芸術家・グスタフ・クリムトを思い浮かべる方もいますよね!?
クリムトの代表作「接吻」はベルヴェデーレ宮殿上宮にある美術館で見ることができます。
大きな本物の絵画を目の前で見ると圧巻ですよ〜!
ベルヴェデーレ宮殿は元々夏の離宮として建てられました。上宮と下宮の2つの建物があり、それぞれ美術館として利用されています。
時間があれば両方見学したいところですが、作品がより充実している上宮だけでも満足できると思います♪
上宮だけなら所要は1時間半〜2時間です☆
もう1つおすすめしたいのがレオポルド美術館です。
ウィーンの美術館群といわれるミュージアムクォーターにあります。
ここでは、クリムトの絵画だけでなくエゴン・シーレの作品など、オーストリア現代美術の膨大なコレクションを楽しめるそう。
こちらも所要時間は1時間半〜2時間が目安ですよ♪
美術館情報
ベルヴェデーレ宮殿上宮
住所: Prinz Eugen-Strasse 27 Wien
営業時間: 10:00-18:00(無休)
入場料: €14(2019年7月現在)
レオポルド美術館
住所: Museumsplatz 1, 1070 Wien
営業時間: 10:00-18:00(木曜日は21時まで/火曜定休)
入場料: €13(2019年7月現在)
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半日コース 憧れのオペラ座内部を見学&オペラを鑑賞
おめかしして本場のオペラを観に行きたい!という方も多いですよね☆
ウィーンの国立オペラ座は150年の歴史を持つ世界最高峰の歌劇場です。なんだか格式が高そうですね〜!
最寄り駅は地下鉄カールスプラッツ駅。ケルントナー通りにも面しています。ウィーン観光中に必ず一度は目にする建物と言えそうですね。
本場のオペラ座は初めて!という方は、まず内部見学ツアーに参加するのがおすすめ☆
オペラ座の入り口に内部見学ツアーの催行時間が掲示されています。
日本語のツアーは15時〜(場合によっては13時〜)のことが多いようです。
そして、肝心なオペラのチケットを購入する方法は次の4つになります。
- 公式サイトからネット予約
- 現地のチケットオフィスで購入(講演日の2ヶ月前から可能)
- オペラ座の窓口またはインフォメーションで購入(前売り券と当日券あり)
- オペラ座の立見席チケット窓口で立見席を購入(当日券のみ)
観たい講演や日にちが決まっていれば事前予約が安心ですが、当日でも立見席があるので当日気になる講演を見つけた場合は挑戦してみましょう♪
もちろんオペラ鑑賞も予約できるサイトがあるので参考にしてみてくださいね♪
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ウィーン・オペラ ウィーン国立歌劇場<ファーストカテゴリー確約>by H.I.S.
まとめ
はじめてのウィーンに欠かせない定番のモデルコースをご紹介しました。
今回ご紹介したスポットを網羅すれば1日でも充分に楽しめること間違いなし☆
2019年夏の旅行にいかがでしょうか♪
長い歴史がある美しい街できっと優雅な気分を味わえますよ!