ウィーンといえば、甘くて濃厚な美味し〜いお菓子の宝庫!
オーストリアでは、ハプスブルク家を代表とする国王や貴族によって古くからお菓子文化が確立されていて、19世紀にはウィーンのカフェ文化が最盛期を迎えました。
現在でもウィーンのカフェやお菓子屋さんに行くとスイーツの種類の多さに圧倒されると言われています。
かつての王室御用達のお菓子からスーパーで買えるバラマキ土産のお菓子まで、厳選の5選をご紹介します♪
もくじ
デパートや高級菓子店でお土産を買う!ウィーンの伝統的な王室御用達のお菓子
国王や貴族に愛された伝統的な味を求めて高級菓子店に足を運んでみましょう!
ウィーンの定番お土産★ホテル・ザッハーの「ザッハートルテ」
「ザッハートルテ」はウィーンの銘菓としてとても有名ですが、ホテル・ザッハーが発祥の地であることを知っていますか?
1832年に開かれた晩餐会で、当時まだ見習いの菓子職人だったフランツ・ザッハーが作ったチョコレートケーキが大評判になり、彼の息子が開業したホテル・ザッハーで売り出したと言われています。
それ以来、ホテル・ザッハーではこのオリジナル・ザッハートルテのレシピを守り続けているとのこと☆
ウィーンでしか味わえない伝統のお味をお土産にいかがでしょうか。
木箱に入ったホールタイプのザッハートルテをお持ち帰りすることが可能です♪
お値段は大きさによって異なり、1番小さい直径12cmのもので29ユーロ、1番大きい直径22cmのもので55.50ユーロです。(2019年6月現在)
木箱入りホールタイプは基本的に常温保存OKで賞味期限は大体1〜2週間とのこと。
旅の終盤に購入して、機内は手荷物として持ち帰るのが安心ですね〜☆
ホテル・ザッハーの1階にあるケーキ屋さんで購入できます。
参考
住所: Kaerntner Strasse 38, A-1010 Vienna Austria
営業時間: 8:00-24:00(カフェ・ザッハー)
この投稿をInstagramで見る
ウィーンでおすすめのお土産★皇妃エリザベートが愛した名店デメルのチョコレート
1874年に王室御用達の称号「K&K」を受けた格式高いデメル。
皇妃エリザベートもお忍びでよく訪れていたと言われています。
最も有名なのが舌を出した猫のパッケージが目印のチョコレート!
チョコレート自体が猫の舌の形をしていてとってもユニーク☆チョコレートの1枚1枚にDemelの文字が入っていて特別感があります!
気になるお値段は、160グラム入りで23.50ユーロ。(2019年6月現在)日持ちは180日です。
お味は、ミルクとヘーゼルナッツ、スウィートの3種類があります。スウィートはどちらかというとビターに近いと言われていますのでお気をつけください☆
保存は15〜18℃が適温です。夏の持ち運びにはご注意を!
デメルの本店は王宮(ホーフブルク)の目の前にあります。
参考
住所: Kohlmarkt 14, Vienna 1010, Austria
営業時間: 9:00-19:00(無休)
この投稿をInstagramで見る
ウィーンのスーパーで買う!バラマキ土産用の定番お菓子
スーパーでのお買い物も海外旅行の楽しみの一つですよね☆
ここからは気軽に買える定番のバラマキ土産をご紹介します!
バラマキお土産におすすめ!ザルツブルク発祥のモーツァルトクーゲル
ウィーンにあるスーパーのお菓子コーナーに行くと、モーツァルトの顔が描かれた金色のアルミホイルに包まれている小さいピンポン玉のようなお菓子を見かけます。
包みの中身は、ピスタチオ味のマジパンとヌガーで出来た球状のペースト生地を品質の良いチョコレートでコーティングした甘〜いお菓子、モーツァルトクーゲルです☆
箱に入ったものや袋に入ったものまでパッケージは様々!
家族用、職場用、ご近所用なと、用途に合わせて買うことが出来るので嬉しいですよね♪
モーツァルトクーゲルは、袋タイプは10〜20個入りで3〜7ユーロ、箱や缶タイプは15〜30個入りで15〜20ユーロが目安です。
1粒食べれば十分なボリュームと甘さなので、職場の同僚やクラスの友人へのバラマキ土産にぴったりですね〜♪
マジパンとは・・・アーモンドをすり潰し、砂糖などを混ぜて半固形状にした飴のような食感のあるお菓子です。スペインのトレドやイタリアのシチリア、ドイツのリューベックの名物として特に知られています。[/st-point
この投稿をInstagramで見る
ウィーンのお土産にピッタリ!サクッと軽い食感が特徴♪マンナーのウエハース
優しいピンクオレンジ色のパッケージが目印のウエハースです☆
チョコレートやモーツァルトクーゲルが甘すぎてお腹に重たいかも・・・と感じる方にはこちらが良さそうですね♪
オススメの理由は3つ!
- 軽くて持ち運びやすい
重さは1個75グラム。たくさん買っても帰りのスーツケースの重量が気になりません☆ - お手頃な価格
1番小さい正方形のもので1つ2ユーロほど。セット売りとバラ売りの両方があるので渡す人の人数や予算に合わせて購入が可能です。 - フレーバーが豊富
バニラ、チョコレート、レモン、カカオ、コーヒー、ヘーゼルナッツクリームなど、選ぶのも楽しいですよね〜!いろんなフレーバーを買って自分でも食べ比べてみましょう♪
なめらかな口どけのヴィエナーテルトヒェンは誰にでも喜ばれるお土産★
ヴィエナーテルトヒェンとは、ウィーンのミニトルテという意味だそう。
ミルクチョコレートでコーティングされたヘーゼルナッツのフィリングがなめらかで優しい味わいです。
こちらもバラ売りされていて、1個1ユーロ程度と手頃なのでバラマキに最適ですよね〜!
パッケージにモーツァルトや皇妃エリザベートの絵が描かれているため、バラマキ土産と言ってもちゃんとしたお土産をもらった感じがすると思います☆
モーツァルトクーゲルやマンナーのウエハースほどは知名度がないので、あえて定番は避けたいけれどオーストリアらしいものをお土産にしたいという方にオススメです♪
ウィーンでお土産を買えるスーパーはどこ?
海外旅行へ行くと、現地のスーパーに行ってみたくなりませんか~?
皆さんもあるあるだといいんですが(笑)
現地の人も買い物するようなスーパーや、観光客も楽しめるスーパーなどなど。
ウィーンならではの雰囲気を楽しむためにもスーパーは欠かせない存在です★
お土産選びに立ち寄りたいスーパーを3店紹介しますよ~!
ウィーンの高級スーパー「ユリウス・マインル」でお洒落なお土産を
高級ブティックが立ち並ぶグラーベン通りにあります。
スーパーというよりはブティックのようなとってもお洒落な建物で、かなりテンションが上がります★
他のスーパーよりは割高感はありますが、観光客にも嬉しい品ぞろえの多さが特徴ですよ~。
高級食材の品揃えが豊富でモーツァルトクーゲルやマンナーのウエハースも数多く取り扱っています。
参考
住所: Graben 19, A-1010 Vienna, Austria
営業時間: 月〜金: 8:00-00:00
土: 9:00-00:00 日は定休日
生鮮食品が豊富な高級スーパー「マルクール」は見てまわるだけでも…
シュテファン大聖堂のすぐ目の前にあり、観光の途中で買い物するのにとっても便利なこちらのスーパー。
こちらも高級スーパーで、お土産だけでなく食材を見て回るだけでも楽しめます★
なんせ内装がとってもお洒落。高級感あふれるこんなスーパーで毎日の買い物をするなんて…と妄想しながらぐるっと見てまわるだけでも楽しめそうです(笑)
こちらもお土産として調味料やお菓子なんかを買うのにもぴったりですよ~!
先ほどと同様、他のスーパーと比べると少し割高になっているのでまとめ買いには不向きかもしれませんね!
参考
住所: Hoher Markt 12, 1010 Vienna, Austria
営業時間: 月〜金: 8:30-20:00
土: 8:30-18:00 日は定休日
バラマキお菓子のまとめ買いなら「ビラ」がおすすめ☆
ユリウス・マインルやマルクールよりも大衆的なスーパーなこちらの「ビラ」。
バラマキ土産におすすめなマンナーのウェハースなんかはこちらでまとめ買いするのが良さそうですよ~!
ジャムなんかもお土産にピッタリで、おすすめはウィーンでは定番のアンズのジャム★
パッケージもお洒落なものが多いので覗いてみてくださいね~!
「ビラ」はウィーンの観光箇所に7店舗を展開しているようなので、行きやすい店舗に行ってみてください☆
観光の中心にあるシュテファンプラッツ駅から徒歩1分の場所にある店舗が行きやすそうですね♪
参考
住所: Singerstraße 6, 1010 Vienna, Austria
営業時間: 月〜金: 7:15-19:30
土: 7:15-18:00 日は定休日
※店舗によって営業時間が異なります。
ウィーンのスーパーは基本的に日曜日が定休日となっていますので、ご注意ください!
まとめ
伝統的な高級菓子からスーパーで買えるバラマキ土産まで、厳選してご紹介しました!
大切な人へのお土産はもちろん、普段頑張っている自分へのご褒美&旅の思い出としてホテル・ザッハーやデメルの高級菓子はいかがでしょうか。
スーパーで買うバラマキ土産も喜ばれること間違いなしです!
日本に帰ってきたらウィンナーコーヒーとウィーンの伝統菓子をお供に旅の思い出に浸るのもいいですね♪