スリランカ旅行を計画するとき、まず気になるのが「何日くらい必要?」「全部でいくらかかる?」というところですよね。
スリランカは現地の食事や公共交通は比較的リーズナブルですが、日本からの航空券や世界遺産の入場料、専用車を使った移動などを含めると、旅行スタイルによって総額はかなり変わります。
3泊5日ならコンパクトに定番観光、4泊6日なら少し余裕を持って周遊、5泊7日なら高原エリアなどまで組み込みやすくなります。
この記事では、2026年現在の料金をもとに、スリランカ旅行の費用・予算を日数別に紹介します。
スリランカ旅行の費用はいくら?予算の目安

スリランカ旅行の費用は、航空券・ホテル・食費だけでなく、現地でどんな移動手段を使うか、世界遺産を何か所観光するかによって大きく変わります。
まずは、日本からスリランカへ旅行する場合の1人あたりの予算をざっくり見てみましょう。
| 旅行日数 | 費用の目安 | 旅行スタイル |
|---|---|---|
| 3泊5日 | 約18万~30万円 | 定番スポットを絞って観光 |
| 4泊6日 | 約20万~33万円 | 主要観光地を周遊 |
| 5泊7日 | 約22万~36万円 | ゆとりを持って複数エリアを観光 |
※エコノミークラス利用・中級ホテルを中心に観光する場合の目安です。航空券の時期、ホテルのグレード、専用車・ガイドの利用状況などによって大きく変動します。
3泊5日のスリランカ旅行費用
3泊5日なら、1人あたり約18万~30万円をひとつの目安にすると考えやすいです。
日程が短いため宿泊費や食費は抑えやすい一方、日本からスリランカまでの航空券代は長期旅行でも短期旅行でも大きくは変わりません。
そのため、短期だから旅行代金もかなり安くなる、とは限らないのがスリランカ旅行の特徴です。
2026年秋の検索例では、航空券とホテルを組み合わせた3泊5日の格安ツアーが13万円台から見つかる一方、シギリヤやキャンディなどの観光・食事・専用車を含むツアーでは20万円台以上になるプランも多くあります。
3泊5日なら、シギリヤ・ダンブッラ・キャンディなど、行きたい場所をある程度絞って周るのがおすすめです。
4泊6日のスリランカ旅行費用
4泊6日なら、予算は約20万~33万円がひとつの目安。
3泊5日よりホテル代や食費が1日分増えますが、スリランカ国内での移動に余裕ができるので、定番の世界遺産をいくつか組み合わせて観光したい人には使いやすい日程です。
シギリヤやダンブッラに加えてキャンディまで周ったり、旅程によっては紅茶で有名な高原エリアを組み込むこともできます。
移動を専用車中心にするか、鉄道やバスも利用するかによって現地費用はかなり変わります。
5泊7日のスリランカ旅行費用
5泊7日なら、1人あたり約22万~36万円ほどを目安に。
宿泊日数が増える分だけ費用も上がりますが、せっかくスリランカまで行くなら、5泊7日程度あると旅程にはかなり余裕が出てきます。
文化三角地帯やキャンディに加えて、ヌワラ・エリヤなどの高原エリア、南部のゴールやビーチリゾートなども組み合わせやすくなります。
移動ばかりの旅にしたくない人や、ホテルやアーユルヴェーダなどもゆっくり楽しみたい人には5泊7日以上がおすすめです。
旅行スタイルによって予算は大きく変わる
同じ日数でも、スリランカ旅行の費用にはかなり差があります。
特に予算を左右しやすいのが、
- 航空券の時期・直行便か乗り継ぎ便か
- ホテルのグレード
- 公共交通を使うか専用車を使うか
- 世界遺産やサファリなどの観光数
- 日本語ガイドを付けるか
- 食事・買い物・お土産にどのくらい使うか
といった部分です。
ローカルな食堂や公共交通を中心にすれば現地費用はかなり抑えられますが、リゾートホテルや専用車、ガイド付き観光を利用すると予算は一気に上がります。
そのため、「スリランカ旅行はいくら」と一律に考えるより、まず航空券とホテルを確保し、そのあと移動・観光・食事の予算を足していくと計画しやすいです。
なお、上記の旅行費用にはお土産代を大きく見込んでいません。
紅茶やシナモン、スパイスなど買いたいものが多い人は、買い物用の予算も別に用意しておきましょう。
スリランカ旅行の費用内訳
スリランカ旅行の費用は、主に航空券・ホテル・食費・現地交通費・観光費・その他の費用に分けて考えると分かりやすいです。
航空券や世界遺産の入場料はまとまった金額になりやすいため、それぞれの目安を見ながら予算を組んでいきましょう。
航空券の費用
日本からスリランカへの航空券は、旅行費用の中でも大きな割合を占めます。
2026年9月現在、スリランカ航空の東京―コロンボ往復エコノミーでは、約14万~17万円台からの運賃が確認できます。
日程によっては20万円を超えることもあり、繁忙日にはさらに高くなるため、旅行費用を考えるときはまず航空券をチェックしておくのがおすすめです。
乗り継ぎ便を利用すると安くなる場合もありますが、移動時間が長くなるため、料金だけでなく所要時間も比較して選びましょう。
ホテル・宿泊費
スリランカのホテル代は、エリアやグレードによってかなり差があります。
ローカルなゲストハウスやシンプルなホテルなら比較的安く泊まれますが、コロンボやキャンディ、シギリヤ周辺の中級ホテル、ビーチリゾートなどを選ぶと料金は上がります。
旅行予算を考えるなら、1泊5,000~15,000円前後をひとつの目安にしておくと計画しやすいです。
リゾートホテルや高級ホテルに泊まりたい場合は、1泊2万円以上になることも珍しくありません。
スリランカはホテルそのものを楽しめる場所も多いので、全泊を豪華にするのではなく「1泊だけ良いホテルにする」という予算の使い方もおすすめです。
食費
食費は、ローカルな食堂を利用するか、ホテルや観光客向けレストランを利用するかで大きく変わります。
現地の食堂やカフェを中心にすれば比較的安く抑えられますが、ホテルのレストランや観光地周辺では価格も高めです。
旅行中の食費としては、1日3,000~6,000円程度を見ておくと使いやすいでしょう。
ローカルフード中心ならもっと安く、ホテルでの食事やアルコールを楽しむなら余裕を持って予算を取るのがおすすめです。
現地交通費
スリランカ旅行では、移動方法によって費用がかなり変わります。
鉄道やバスなどの公共交通は安く利用できますが、観光地を効率よく周るなら、配車アプリやタクシー、運転手付きの専用車を利用する人も多いです。
特にシギリヤ・ダンブッラ・キャンディなど複数都市を周遊する場合は、専用車を数日間チャーターするかどうかで旅行総額が大きく変わります。
費用重視なら鉄道・バス、時間と移動の楽さを優先するならタクシーや専用車と使い分けるのがおすすめです。
2人以上の旅行なら、専用車料金を割り勘にできるので、1人旅より割安に感じる場合もあります。
観光地・世界遺産の入場料
スリランカ旅行で意外と予算に響くのが、世界遺産や遺跡の入場料です。
2026年9月現在、中央文化基金(CCF)の公式料金では、
| 観光地 | 外国人向け入場料 |
|---|---|
| シギリヤ | 35USドル |
| ポロンナルワ | 30USドル |
| アヌラーダプラ | 30USドル |
となっています。
シギリヤだけでも35USドルかかるため、世界遺産を複数巡る場合は観光費をあらかじめまとめて見積もっておきましょう。
世界遺産を複数巡ると入場料だけでもそれなりの金額になるため、行きたい観光地を先に決めて、入場料を旅行予算に組み込んでおくのがおすすめです。
ビザ・保険・通信などその他の費用
航空券やホテル以外にも、
- 海外旅行保険
- eSIM・SIMカード・Wi-Fi
- 空港までの交通費
- お土産代
なども旅行予算に入れておくと安心です。
2026年9月現在、日本国籍の旅行者は30日間の観光ETAを無料で取得できますが、入国制度は変更されることがあるため、出発前に最新情報を確認しておきましょう。
航空券・ホテル以外の細かな費用も含めて、少し余裕を持った予算を組んでおくと安心です。
なお、入国手続きやeSIMについては後半で詳しく紹介します。
スリランカ旅行には何日必要?
スリランカは国土こそそれほど大きくありませんが、シギリヤ・キャンディ・高原エリア・南部のゴールなど観光地が各地に分かれています。
移動にも時間がかかるため、どこまで周りたいかによって必要な日数はかなり変わります。
スリランカ観光局のモデルルートでも、シギリヤ・ダンブッラ・キャンディ・コロンボなどを組み合わせた周遊には数日間をかけるプランが紹介されています。
最低限なら3泊5日
休みを長く取れない場合は、3泊5日でもスリランカ旅行は可能です。
ただし、短い日程なので行きたい場所をある程度絞る必要があります。
シギリヤやダンブッラを中心にして、キャンディやコロンボを組み合わせるなど、定番観光地を効率よく巡る旅程にするのがおすすめです。
あれもこれもと詰め込むと移動ばかりになりやすいため、3泊5日なら「絶対に行きたい場所」を2~3エリア程度に絞ると計画しやすいです。
定番観光なら4泊6日
初めてのスリランカ旅行なら、4泊6日くらいあると定番観光を組みやすくなります。
シギリヤ・ダンブッラ・キャンディなどを周りながら、コロンボ観光やホテルでゆっくり過ごす時間も取りやすくなります。
スリランカ観光局でも、ダンブッラ・シギリヤ・キャンディ・コロンボを4日間で巡るモデルルートが紹介されています。
世界遺産をいくつか巡りたいけれど、毎日ぎっしり移動する旅にはしたくない人には4泊6日が使いやすいと思います。
ゆっくり周るなら5泊7日以上
スリランカの魅力をもう少し幅広く楽しみたいなら、5泊7日以上あると旅程に余裕が出てきます。
シギリヤやキャンディだけでなく、ヌワラ・エリヤなどの高原エリアや、南部のゴール、ビーチリゾートなども組み込みやすくなります。
スリランカには、シギリヤ・キャンディ・ゴールなど複数の世界遺産があり、それぞれ違った雰囲気を楽しめます。
観光だけでなく、紅茶の産地を訪れたり、ホテルやアーユルヴェーダでゆっくり過ごしたりしたい人は、5泊7日以上あるとかなり余裕を持って楽しめます。
日数に余裕があるほど移動を急がずに済むので、「せっかくスリランカまで行くならゆっくり周りたい」という人にもおすすめです。
日数別|スリランカ観光のおすすめプラン
スリランカは観光地が各地に分かれているため、日数によって「どこまで周れるか」が大きく変わります。
初めての旅行なら、シギリヤ・ダンブッラ・キャンディを軸にして、日数に余裕があれば高原エリアや南部を追加すると組みやすいです。
3泊5日|シギリヤ・ダンブッラ・キャンディ中心
3泊5日なら、シギリヤ・ダンブッラ・キャンディを中心にした王道ルートがおすすめです。
スリランカ観光局のモデルルートでも、ダンブッラ、シギリヤ、キャンディを組み合わせた周遊プランが紹介されています。
例えば、
- 到着後、ダンブッラまたはシギリヤ方面へ移動
- シギリヤ・ロックとダンブッラ石窟寺院を観光
- キャンディへ移動し、仏歯寺などを観光
- コロンボまたは空港方面へ戻る
くらいに絞ると現実的です。
3泊5日は短いので、ポロンナルワや南部まで欲張らず、文化三角地帯+キャンディに集中した方が動きやすいです。
4泊6日|シギリヤ・ポロンナルワ・キャンディを周遊
4泊6日なら、3泊5日のルートにポロンナルワなどを追加しやすくなります。
スリランカ観光局が紹介する「Ancient Sri Lanka」のモデルルートでも、ダンブッラ、シギリヤ、ポロンナルワ、キャンディ、コロンボを4日間で巡る構成になっています。
例えば、
- ダンブッラ・シギリヤ
- ポロンナルワ
- キャンディ
- コロンボ
という流れなら、スリランカの代表的な文化遺産をバランスよく楽しめます。
スリランカにはシギリヤ、ダンブッラ、ポロンナルワ、キャンディなど複数の世界遺産があり、この一帯は「文化三角地帯」として知られています。
初めてのスリランカ旅行で世界遺産をしっかり巡りたいなら、4泊6日くらいが使いやすいです。
5泊7日|高原エリアや南部まで足を延ばす
5泊7日あるなら、文化三角地帯とキャンディに加えて、ヌワラ・エリヤなどの高原エリアや、南部のゴールまで旅程に組み込みやすくなります。
キャンディからヌワラ・エリヤ方面へ向かうルートでは、紅茶畑やティーファクトリーを訪れるプランも定番です。
南部まで足を延ばせば、世界遺産のゴール旧市街と要塞も楽しめます。スリランカ観光局はゴールを代表的な文化遺産のひとつとして紹介しています。
例えば、
- シギリヤ・ダンブッラ
- キャンディ
- ヌワラ・エリヤ
- ゴールまたは南部ビーチ
- コロンボ
といった組み方もできます。
ただし、5泊7日でも「高原+南部+文化三角地帯」を全部入れると移動は多め。
ゆっくり楽しみたいなら、高原エリアか南部のどちらかを選ぶ方が余裕のある旅になります。
スリランカ旅行の費用を抑えるコツ
スリランカ旅行は、航空券や専用車、世界遺産の入場料などで思ったより費用がかかることがあります。
ただし、すべてを節約するのではなく、費用が大きく動くポイントだけ調整すると、無理なく旅行代を抑えやすいです。
航空券は時期と乗り継ぎ便を比較する
旅行費用の中で大きな割合を占めるのが航空券です。
ゴールデンウイークや夏休み、年末年始などは料金が上がりやすいため、日程をずらせるなら繁忙期を避けるだけでも差が出ます。
また、直行便だけでなく乗り継ぎ便も比較すると、安い航空券が見つかることがあります。
料金だけでなく、総移動時間や乗り継ぎ時間も含めて比較するのがポイントです。
数万円安くても移動に丸1日近く余計にかかるなら、短期旅行では直行便を選んだ方が満足度が高い場合もあります。
ホテルはエリアとグレードで調整する
宿泊費は、ホテルの立地やグレードによってかなり変わります。
毎日高級ホテルに泊まるのではなく、移動日や観光中心の日は中級ホテル、ゆっくり過ごす日はリゾートホテルというように組み合わせるのもおすすめです。
ホテル代を抑えたいなら、全泊のグレードを下げるより「お金をかける日」を決めると、旅行全体の満足度を落としにくくなります。
また、観光地から離れすぎると移動費や時間が増えることもあるため、宿泊料金だけでなく立地も確認して選びましょう。
移動は公共交通と配車・専用車を使い分ける
スリランカでは、鉄道やバスなどの公共交通を使えば移動費をかなり抑えられます。
一方で、複数の観光地を短期間で周る場合は、タクシーや配車サービス、運転手付き専用車を使った方が効率的です。
長距離移動は鉄道、観光地をまとめて周る日は専用車など、区間ごとに使い分けると費用と時間のバランスを取りやすいです。
特に2人以上なら、専用車を割り勘にすることで1人あたりの負担を抑えられる場合もあります。
観光地の入場料は事前に予算へ入れておく
スリランカでは、世界遺産や遺跡の入場料が現地の物価に比べて高めです。
シギリヤやポロンナルワ、アヌラーダプラなどを複数巡ると、入場料だけでもまとまった金額になります。
そのため、旅行前に「行きたい観光地」を決めて、入場料を先に旅行予算へ入れておくのがおすすめです。
現地で節約しようとして見たい場所を諦めるより、観光費は最初から必要経費として確保しておく方が後悔しにくいです。
費用を抑えるなら、すべての観光地を詰め込まず、「絶対に行きたい世界遺産」と無料・低料金で楽しめる街歩きや市場などを組み合わせるとバランスを取りやすくなります。
スリランカ旅行前に確認したい入国・お金の基本情報
スリランカ旅行では、航空券やホテルだけでなく、入国手続き・現地通貨・通信手段も出発前に確認しておくと安心です。
特にETAなどの入国制度は変更されることがあるため、旅行前には必ず公式サイトで最新情報を確認しましょう。
スリランカ入国に必要な手続き
2026年9月現在、日本国籍の旅行者は、30日間の観光ETAを無料で取得できます。
スリランカ政府は2026年5月25日から、日本を含む40か国の旅行者を対象に、30日間の観光ETAを無料化しています。
観光目的のETAは30日間有効で、期間内であれば2回まで入国できます。
無料になっていても、ETAそのものが不要になったわけではありません。
公式ETAサイトでは、観光などの短期滞在では到着前にETAを取得するよう案内されています。
また、入国時には帰国または第三国へ出国する航空券や、滞在費をまかなえる資金を確認される場合があります。
現地通貨と支払い方法
スリランカの通貨はスリランカ・ルピー(LKR)です。
ホテルや大型ショッピングモール、観光客向けのレストランなどではクレジットカードを使える場所もありますが、ローカルな食堂や小さなお店、トゥクトゥクなどでは現金が必要になることがあります。
そのため、クレジットカードだけに頼らず、少額の現金も持っておくと安心です。
現金は空港や市内の両替所、銀行、ATMなどで用意できます。
高額の現金を一度に持ち歩くより、必要な分だけ用意し、カードと現金を使い分けるのがおすすめです。
海外旅行保険・SIM・eSIM
海外旅行では、病気やケガ、盗難、航空便のトラブルなどに備えて海外旅行保険も確認しておきましょう。
クレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合もありますが、カードによって補償内容や適用条件が異なるため、出発前に確認しておくと安心です。
そして、現地でGoogleマップや配車アプリ、翻訳、レストラン検索などを使うなら、通信手段も用意しておきたいところ。
現地SIMを購入する方法もありますが、対応スマホならeSIMを使うと、物理SIMを入れ替えずに通信を始められます。
日本にいるうちに設定しておけば、スリランカ到着後すぐインターネットを使いやすいのもメリットです。
旅行中に配車アプリや地図をよく使う人なら、出発前にeSIMの料金やデータ容量を比較しておくと安心です。
スリランカで使えるeSIMをチェック
まとめ|スリランカ旅行は日数と観光スタイルから予算を決めよう
スリランカ旅行は、航空券・ホテル・移動方法・観光する場所によって必要な予算が大きく変わります。
3泊5日なら定番観光、4泊6日なら世界遺産をしっかり、5泊7日以上なら高原や南部までと考えると旅程を組みやすいです。
行きたい場所を先に決めて、航空券・宿泊・移動・観光費を足しながら、自分に合った予算を組んでみてください。