天国に一番近い島「ニューカレドニア」!南の島ですが、実はフランス領土のビーチリゾートということを、知らない人も多いのではないでしょうか!?
街を歩くと、フランスの文化があちこちで根付いており「プチフランス」なんて呼ばれているんですよ〜♪そして・・・「ニューカレドニア」で何と言っても外せないのが「離島観光」なんです!!
首都「ヌメア」から大人気の離島「イルデパン島」の移動方法と魅力をた〜っぷりお伝えしちゃいます!
考えただけでワクワクしてきちゃいますね〜☆それでは行ってみましょう!
もくじ
イルデパン島とは?なぜこんなに行くべきと言われてる?

白い砂浜に青い海!さいこう!
青い海!青い空!最高のビーチリゾート!という言葉がぴったりなイルデパン島(Île des Pins)は、ニューカレドニア本島から南東に約100kmに位置する小さな島。
地元では「クニエ島」とも呼ばれています。面積は約152km²と小さいながらも、その美しさから「太平洋の宝石」とも称される人気の観光地です。
特に有名なのは、透明度の高いエメラルドブルーの海と真っ白な砂浜のコントラスト。
まさに絵葉書から飛び出してきたような景色が広がっています。また、島全体がアラウカリア(ナンヨウスギ)の森に覆われていることから「イルデパン(松の島)」という名前が付けられました。
ヌメアに滞在するなら、ぜひ足を延ばしたい場所です。日帰りツアーもありますが、できれば1泊以上して島時間を満喫することをおすすめします。
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ヌメアからイルデパン島への移動方法3つ
ヌメアからイルデパン島へは、主に3つの方法で移動することができます。それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説しますね。
1. 飛行機で行く(最速・便利)
所要時間: 約25分
運航会社: エアカラン(Air Calédonie)
料金: 往復約15,000〜25,000円(時期により変動)
ヌメアのマジェンタ空港からイルデパン空港までを結ぶ国内線が1日2〜3便運航しています。わずか25分のフライトで到着できるため、**時間を有効に使いたい方にはベストな選択肢**です。
予約はエアカランの公式サイトから可能ですが、繁忙期は数ヶ月前から埋まってしまうこともあるので、計画が決まったら早めに予約しましょう。
メリット
- 短時間で到着できる
- 上空からの景色が素晴らしい
- 日帰り観光も可能
デメリット
- 価格が高め
- 荷物制限がある(通常20kgまで)
- 天候に左右される場合がある
2. フェリーで行く(リーズナブル・風景を楽しむ)
所要時間: 約2時間30分
運航会社: ビータチ(Betico)
料金: 往復約8,000〜12,000円(時期により変動)
ヌメアのモスル港から出発するフェリーは、イルデパン島のクト湾に到着します。飛行機より時間はかかりますが、**コストを抑えたい方や船旅を楽しみたい方にはおすすめ**です。
季節や曜日によって運航スケジュールが変わるので、事前にビータチの公式サイトで確認しましょう。通常、週に3〜4便運航しています。
メリット
- 飛行機より料金が安い
- 荷物制限が緩やか
- 船上からの景色を楽しめる
デメリット
- 所要時間が長い
- 時に揺れが強いことも
- 天候によっては欠航の可能性も
3. 日帰りツアーで行く(手軽・おすすめポイントを効率よく)
所要時間: 日帰り(朝出発・夕方帰着)
料金: 約20,000〜30,000円
特徴: 送迎・ガイド・食事付き
時間が限られている方や、個人で手配するのが不安な方には、旅行会社が提供する日帰りツアーがおすすめです。日本語ガイド付きのツアーもあり、**島の見どころを効率よく回ることができます**。
ヌメアの主要ホテルでの送迎付きが多く、昼食や軽食が含まれるプランが一般的です。JTBやHISなど日系旅行会社のツアーもあります。
メリット
- 移動から観光まですべてお任せ
- 日本語ガイド付きのツアーもある
- 初めての方でも安心
デメリット
- 自由行動の時間が限られる
- 個人旅行より割高な場合も
- 決められたスポットしか訪れられない
イルデパン島のおすすめスポット3選
イルデパン島には見どころがたくさんありますが、特に訪れるべき3つのスポットをご紹介します。
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1. カヌメラ湾(自然のプール)

絵にかいたような美しすぎるカヌメラ湾
イルデパン島で最も有名なスポットと言えるのが、カヌメラ湾(Baie de Kanuméra)です。
透明度抜群の海と真っ白な砂浜、さらに湾を囲むように生い茂るアラウカリアの木々のコントラストは圧巻です★
まさに「自然のプール」と呼ぶにふさわしい美しさで、シュノーケリングにも最適なスポットです。
海の色が時間帯によって変わるので、できれば午前中に訪れるのがおすすめ。太陽の位置によって、エメラルドグリーンからターコイズブルーへと表情を変える海を楽しめます。
カヌメラ湾へは、イルデパン空港やクト湾からタクシーまたはレンタカーで約15分です。
2. 天然プール(ピシーヌ・ナチュレル)

神秘的なシュノーケリング体験ができちゃう!
空港から東へ車でこちらも約15分。到着後、約20分ほど森の中を歩くと、天然のプール「ピシーヌ・ナチュレル」に出会うことができます!
隆起した珊瑚のおかげで、海の波の影響を受けません。そのため絶好のシュノーケリングスポットとして人気があります☆
透明度抜群なので上から覗くだけでもカラフルなお魚がたくさん見えますし、潜ってもさらに多くのお魚と触れ合うことができちゃうんです♪
ここも絶対に訪れて欲しいシュノーケリングスポットです☆
3. サン・モーリス湾と聖マリアの洞窟
島の南西部にあるサン・モーリス湾(Baie de Saint Maurice)は、美しいビーチだけでなく、聖マリアの洞窟(Grotte de la Reine Hortense)という見どころもあります。
この洞窟は19世紀に地元の女王ホルテンスが隠れ家として使っていたと言われています。高さ約30メートルの巨大な石灰岩の洞窟内部は、神秘的な雰囲気に包まれていますよ~!
湾には桟橋があり、地元の方たちのカヌーが並ぶ風景も絵になります。
また、近くにはいくつかのレストランもあるので、ランチスポットとしてもおすすめです♪
イルデパン島での宿泊施設
イルデパン島には、高級リゾートからゲストハウスまで、いろいろな宿泊施設があります。
女子旅にも家族でもバカンスにもピッタリなホテルが見つかるはずです♪
高級リゾート:ル・メリディアン・イルデパン
島で唯一の5つ星リゾートホテルです。オロ湾(Oro Bay)に位置し、プライベートビーチと広大な敷地を持ちます。
水上バンガローやガーデンバンガローなど、さまざまなタイプの部屋があり、レストランやスパも充実。
夢のような非日常を楽しめるホテルで、さいっこうのビーチリゾートを楽しみましょう♪
公式ホームページ
中級ホテル:ウレ・テラ・ビーチ・リゾート(Oure Tera Beach Resort)
ル・メリディアンよりカジュアルだけど、リゾート感はしっかり味わえるのが「ウレ・テラ・ビーチ・リゾート」。
カヌメラ湾(Kanumera Bay)の目の前という最高のロケーションで、白砂ビーチまで徒歩0分!ビーチチェアに寝転がってのんびり読書…なんて贅沢な過ごし方もできちゃいます♪
バンガロータイプのお部屋は、木の温もりがあってナチュラル。敷地内にはレストランやバーもあるので、夕暮れ時のカクテルタイムも楽しみのひとつ♡
「のんびりしたいけど、しっかり快適なホテルに泊まりたい!」という方にぴったりです。
公式ホームページ
手頃価格で泊まれる:ナタイワッチ・トラディショナル・ゲストハウス(Nataiwatch Tribal Guest House)
現地の雰囲気をもっと感じたい人や、コスパ重視の旅をしたい人におすすめなのが「ナタイワッチ・ゲストハウス」。
ローカルな雰囲気が残るアットホームな宿で、オーナーの優しさが旅の思い出をより深いものにしてくれます。部屋はシンプルだけど清潔感があり、夜には波の音が心地よいBGMに♪
共有キッチンがあるので、自炊しながら過ごす旅もOK!ちょっとしたバックパッカー気分も味わえますよ♪
「高級ホテルじゃなくても、思い出に残る旅にしたい!」そんなあなたにぴったりの一軒です!
イルデパン島へ行く際の注意点
イルデパンは小さな島ですので、公共交通機関はありません。イルデパン空港からホテルまでは、ホテルの「送迎バス」を利用するといいでしょう♪
ホテルでは自転車も借りることが出来るところが多いので、サイクリングしてみても楽しいですよ!
ベストシーズン
ニューカレドニアのベストシーズンは5月から10月までの乾季です。この時期は気温も25℃前後と過ごしやすく、雨も少ないため観光に最適です。
11月から4月までは雨季となり、スコールや時に熱帯低気圧(サイクロン)の影響を受けることもあります。
持ち物チェックリスト
- 日焼け止め(SPF50以上がおすすめ)
- 帽子・サングラス
- 虫除けスプレー
- シュノーケリングセット(レンタルもあります)
- 歩きやすいサンダルと靴
- 軽食・飲み物(島内のお店は限られています)
- 現金(クレジットカードが使えない場所もあります)
通信環境
島内では電波が弱い場所もあります。重要な連絡は事前に済ませておくか、宿泊施設のWi-Fiを利用しましょう。また、ローミングや現地SIMカードの準備も検討してください。
まとめ:イルデパン島は一生の思い出になる場所
ニューカレドニアのイルデパン島は、その美しさから「天国に一番近い島」と呼ばれるにふさわしい場所です。ヌメアからのアクセスも比較的容易で、飛行機なら約25分、フェリーでも2時間30分程度で到着できます。
カヌメラ湾や天然プール、聖マリアの洞窟など、見どころも満載。日帰りも可能ですが、できれば1泊以上して、朝日や夕日の美しさも体感してみてください。
計画的に移動手段を選び、島内での過ごし方を考えることで、より充実したイルデパン島の旅が実現するでしょう。ぜひこの記事を参考に、一生の思い出に残る旅をお楽しみください!