マレーシア

マレーシアの時差は?日本との差のなぜ?理由にせまる

日本は縦に長~い国なので、北海道や沖縄のように距離が離れていても国内はどこにいても同じ時間ですよね。つまり時差がない!日本にいたら時差を経験することってまずないので、はじめての海外旅行に行ったとき私は時差ボケしてしまい、現地で2日目ぐらいに気持ち悪くなってしまった苦い思い出があります。

そんな経験をいかして海外旅行に行く度に時差について調べているうちにすっかり時差マスターになったハナです(笑)今回は思わず誰かに話したくなっちゃう日本とマレーシアの時差の謎について書きました♪これを読んで物知り博士になっちゃってくださぁ~い☆

日本とマレーシアの時差は何時間?

日本が朝7時のとき、マレーシアは朝6時です。つまり、マレーシアは日本より1時間遅れている、日本と時差1時間の国ということになります☆

東南アジアにあまり旅行に行ったことがない人は、ふ~ん、まぁそんなもんなんだぁと思うぐらいかもしれませんが、東南アジア諸国を何か国か既に旅行している私からしたら不思議でたまりません。なんでかっていうと…まずは下の地図を見て下さい。

マレーシアのお隣のタイやベトナム、インドネシアは日本との時差が2時間なんです。それらの国とほぼ同じ経度にあるマレーシアはなぜか日本との時差が1時間。より日本に近い台湾やフィリピンとの時差と変わらないんですよぉ~。不思議ですよねぇ…。

1時間でも2時間でも旅行する分にはそんなに大差なく、時差ボケの心配もないので今まであまり深く考えずに旅行してきましたが、ここらでその謎をすっきり解明しときたいと思います!

マレーシアの旅行の注意点は別の記事でもまとめているので合わせて読んでみてくださいね~!

マレーシア
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なんで時差が1時間しかないの??理由は2つ

調べてみると、マレーシアだけ日本との時差が1時間というのには、マレーシアの歴史や民族と関わる2つの理由があるようでした☆



 

理由1:イギリス領だったから

戦争とか植民地支配とかって、平和ボケした私たちからしたらず~っと昔の話なんじゃないかと思いがちですが、実はつい最近まで植民地だった国って意外とたくさんあるって知ってましたか?記憶に新しいところですと香港がイギリスから中国に返還されたのは1997年、これは私もよく覚えてます☆

ーシアは元々イギリスの植民地で、第二次世界大戦中は日本の軍事下に置かれていたのですが、1945年の終戦後からは再びイギリスの支配下に置かれていた国なんです!わずか約50年前までマレーシアがイギリス領だったなんて、私は全然知らなかったです(汗)

50年前だったら知ってるかも、と母に聞いてみたら「若い頃マレーシアが独立するの、テレビのニュースで観たわよ。」なんて言っていました。60代以上の方は私の母のように覚えてる~、という方も多いのではないでしょうか。そう考えるとイギリス領だったのもそんなに昔のことじゃないですよね。

ハナ
マレーシアには今でもイギリス領だったころの文化が根付いていて、アフターヌーンティーの習慣があるんだとか♪

それにしても何でイギリス領だったからといって周りの国と時差が違うのでしょうか。

イギリスとしては地理上の世界時間に合わせるよりも、マレーシアと同じ時期イギリス領だった香港と時間を合わせた方何かと都合がよかったので、香港時間に合わせて経度と関係なく日本との時差が1時間になった、と言われています。

ちなみに1965年にマレーシアから独立したシンガポールも同じ理由で日本との時差は1時間となってるんですよぉ~☆なので、あのあたりではマレーシアとシンガポールのみ例外的に日本との時差が1時間となってるんです!

理由2:多国籍国家だから

日本は基本的に日本人のみの単一民族国家ですよね。マレーシアはそんな日本とは違い、元々の現地人マレー系民族60%、中華系民族30%、インド系民族10%の多国籍国家なんです☆学校の授業で「華人」って習ったのを覚えてますか?

ハナ
華僑じゃなくて華人?
華僑っていうのは中国との二重国籍を持った人と現地の国籍のみ持ってる中華系民族の人を指す総称で、華人っていうのは現地の国籍のみを持ってる現地に土着した中華系民族のことをいうのよ。
千秋

マレーシアにいる中華系民族の大半がマレーシア国籍のみを持っている「華人」です。

イギリス植民地時代に、この華人たちが優遇されイギリス本土から様々な利権を与えられていたそうで、その影響もあってか今でも中国や台湾などとの結びつきが強く、時差を中国付近に合わせているというのが実情のようですよ。

ハナ
経済上取引が多い国とリアルタイムで取引出来た方が色々と都合がよさそうだものね~。

マレーシア旅行に役立つ時差の豆知識

マレーシアの時差の謎が解けてスッキリしましたねぇ~♪最後に、マレーシア旅行の際に知っていたら安心、役立つ知識をちょっぴりご紹介しますね☆

マレーシアへ旅行に行くには午前便がベスト!

マレーシアは日本とわずか時差1時間。ほぼ時差がないといってもいいぐらいです。時差ボケについてはほとんど心配はいらないです。でも、海外旅行や飛行機移動に慣れてない人が「せっかくの旅行だし、朝に到着して丸々楽しみたい!」と深夜便に乗ってしまった場合はちょっと注意です。

飛行機って慣れてないとテンションが上がって中々機内で寝られなくないですか?これから行く旅行先について色々考えてたら興奮しちゃいますよね。マレーシアまでは飛行機で7時間程度で到着してしまいます。仮に夜の11時に乗ったら、朝の6時に到着(現地は時差で朝5時)ということになりますよね。

その間興奮してなかなか寝付けなかったらほぼ完徹状態で現地に到着することになります(汗)

ハナ
若い頃ならそれでもいけたけど、30歳を過ぎたら徹夜はなかなか身体に堪えるわ…。

人間夜は寝るものです(笑)時差のない国内旅行で夜通し移動しないのと同じように、マレーシアに行く場合も出来れば午前便で出発して夕方に現地に着くようにした方がベストコンディションで観光できますよぉ~♪

マレーシア内で時差はあるの?

日本は縦に長い国ですが、マレーシアは実は横に長い国って知ってましたか?私は当初マレーシアはマレー半島だけにある国だと思っていたんですが、となりのボルネオ島の一部も東マレーシアと呼ばれるマレーシアの一部なんです☆

引用元:マレーシア政府観光局公式HP

マレー半島とボルネオ島は経度が約15度近く違います。地球儀上ですと経度が15度違うと1時間時間がずれますが、マレーシア国内では場所によって時間が変わるというようなことはありません

アメリカだったら西海岸から東海岸でも3時間の時差があるので観光で移動する場合には時差のことも考えないといけないですが、マレー半島からボルネオ島に移動しても時間で混乱はしないですみますよ

マレーシアはサマータイムはある?

日本では導入されていませんが、欧米を中心に採用されている制度がサマータイム(夏時間)です☆日の出の時間が早くなる3月から11月に時計の針を1時間進めて、太陽が出ている時間を有効活用するために作られた制度なんですよ♪

イギリス領だったというマレーシアなので、サマータイムもあるのでは?!とドキドキしちゃいますよねぇ…。

でもご安心を!マレーシアはサマータイムはありません☆そもそも赤道に近いマレーシアは1年を通して日の出日の入りの時間差がほとんどないので、サマータイムは全く必要性がないということになりますね(笑)

ハナ
夏場でも日本と同じ感覚で過ごせるわね♪

東南アジアで日本より時間が進んだ国はない!

知っている人も多いと思いますが、知らない人も意外と多いかもしれないので最後にひとつだけマメ知識を!東南アジアを含む東アジアの国々の中で、日本は一番東に位置しているので日本よりも時間が進んだ国は存在しません☆日本が東アジアのどの国よりも朝や夜が早く来るということですね。

ハナ
1~3時間程度の話だけど、アジアに旅行するときはどの国に行っても日本より過去に戻っていると思うとなんだか不思議で得した気分になるわよねぇ~♪
日本に戻ったらまた元通りの時間だけどね(笑)
千秋

タイムスリップしたような気分が味わえるのもアジア旅行の魅力の1つかもしれません☆

マレーシア旅行のお土産記事も合わせて読んでみてくださいね~!

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まとめ

マレーシアと日本の時差がわずか1時間というのは、マレーシアがイギリス領だったという歴史と中国や台湾との経済的なつながりが大きな理由でした。時差の謎を調べてみたら、知らなかったマレーシアの歴史も知ることが出来たので次にマレーシアに行くときはもっと楽しめそうです♪

時差がわずか1時間のマレーシアは、より日本と同じような感覚で旅行できるので気軽に行きやすく、海外旅行初心者の方にもおすすめの国ですよぉ~☆是非お出かけくださいね♪

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