香港へ行くときに情報を検索するとマカオの情報も一緒に出てくること、よくありませんか?目的は香港だったけど、調べていたらマカオにも行きたいところを見つける人も多いはず!
香港からマカオに行くにはヘリコプター、バス、フェリーとありますが、その中で利用する人が多いのがフェリー!乗車時間は1時間ほどで、のんびりと景色を眺めながら目的地に向かう時間も旅行の楽しさですよね。
初めてフェリーで香港とマカオ間を旅行する人でもこの記事を読めば大丈夫!フェリーの乗り方について紹介します♪
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もくじ
香港からマカオに行くフェリーは2種類!
マカオ行きのフェリー運航会社は2社あります。料金と所要時間は変わりません。
1つ異なるのはターボジェットはマカオ、コタイジェットはタイパと香港の3つのフェリーターミナルを行き来するということです。マカオで利用するフェリーターミナルによって、フェリー会社を決めましょう♪
マカオフェリーターミナルへの往復ならターボジェット(噴射飛航)
香港・マカオフェリーターミナルとマカオフェリーターミナル(澳門アウターハーバー)の本数が多いです。朝7時から深夜0時まで運航され、日中は15分間隔で運航されています。
チャイナ・香港フェリーターミナルからは1日15~16便、香港空港からは1日4~5便が運航されています。香港島からではない場所から利用する場合は時間を調べておくとスムーズに利用できますよ♪
船内のシートや設備が古めのフェリーが多いですが、利用する人が多く出国審査が混雑しやすいです。時間に余裕を持ってフェリーターミナルに行ってくださいね☆
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タイパフェリーターミナルへの往復ならコタイジェット(金光飛航)
香港・マカオフェリーターミナルとマカオタイパフェリーターミナルの本数が多いです。1日の運航数は36便ですが、夜間の便はありません。
チャイナ・香港フェリーターミナルと香港空港からは1日6便程度しか運航されていません。こちらも利用する場合は時間を調べておかないと予定が大幅に狂ってしまうので、要注意です!
船内は全体的に広くてキレイです。本数が少ないからか混雑していないことが多いですよ♪
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ココがポイント
香港からマカオへ向かう時に時間が合わず、目的とは違う場所に到着するフェリーになってしまうことがあります。
そんな時はマカオとタイパの間を無料シャトルバスやタクシーで移動を!無料シャトルバスは本数も多く、車で約20分の距離なので少し時間に余裕を持てば移動できちゃいます☆
香港とマカオを往復するフェリーの乗り場
香港とマカオを往復するフェリーの乗り場は香港に3カ所、マカオに2カ所あります。目的の観光地や利用するホテルなどによって、フェリーを利用しましょう☆
香港のフェリー乗り場は、
- チャイナ・香港フェリーターミナル(九龍)
- 香港・マカオフェリーターミナル(香港島)
- 香港国際空港フェリーターミナル(スカイピア)
宿泊ホテルが尖沙咀周辺ならチャイナ・香港フェリーターミナルが便利です。深夜0時過ぎると本数が減りますが、香港・マカオフェリーターミナルなら24時間いつでも香港島に戻れます☆夜遅くまでマカオで遊んでも香港島に戻ることができますよ!
マカオのフェリー乗り場は、
- マカオフェリーターミナル(澳門アウターハーバー)
- マカオ・タイパフェリーターミナル
セナド広場周辺の世界遺産巡りをするならマカオフェリーターミナル、外資系カジノへ行くならマカオ・タイパフェリーターミナルが便利です☆カジノへの無料シャトルバスがあるので、フェリーターミナルから直行できます。
フェリーのチケットの購入方法は2種類!
フェリーのチケットは現地フェリーターミナルの窓口かネットで事前購入することができます。直近に出発するチケットは売り切れてしまうこともあるので、スケジュールが決まっている場合はネットで事前購入することがオススメです!
ターボジェットもコタイジェットも時間、料金、設備は似通っているので、目的地によって本数の多い会社を利用するのがいいと思います☆
予定が未定ならフェリーターミナルで購入
フェリーターミナルに行ったら電光掲示板を確認してください。自分の利用したいルートが運航しているか、直近の便はどれなのかを確認してチケットカウンターへ!
赤いチケットカウンターがターボジェット、青いチケットカウンターがコタイジェットです。利用したい会社のチケットカウンターで購入してください。
座席にはエコノミークラスとビジネスクラスの2種類あります。便によって料金は変わりますが、エコノミーが平日160HKDなのに対してビジネスだと平日346HKDと倍以上の値段です。
しかし座席シートが広かったり、船内食のサービスがあったりとゆったり過ごせます。移動中に食事もしたい、ゆっくり過ごしたい時にビジネスクラスはオススメです。
予定が分かっていればネットで事前購入
フェリー会社の公式ホームページから予約をすると手数料(1枚10HKD)がかかってしまいます。しかもコタイジェットは日本語対応していません。予定が分かっている場合、言語に不安がある場合はネットで予約しましょう♪
香港とマカオ間のネット予約でオススメなサイトがkkdayです。kkdayで予約できるのはエコノミークラスの座席で、数百円程度ですが割引されています。しかも料金表示が日本円なので、高いのか安いのか分かりやすいのも良いポイントです☆
kkdayだと香港島からのフェリーになりますが、九龍や香港国際空港からのフェリーならDirect Ferriesもありますよ♪こちらもエコノミークラスの座席です。
購入時の注意
チケットカウンターの周辺にチケットを売りつけてくるおばさんがいます。堂々としていて係員風なので、フェリー会社の人と勘違いしてしまい買ってしまう人もいるそう。
せかして考える隙を与えないようにしたり、しつこく話しかけてきたりしますが無視するようにしましょう。
フェリーの乗り方&降り方
外国で乗り物を乗る時ってどんな風に乗ればいいのか気になりますよね。
チケット購入、出国審査、乗船の所要時間は最短でも15分かかります。事前にチケットを購入していても乗船時間ギリギリに向かうのでなく、時間には余裕を持って行ってくださいね☆
フェリーターミナルに着いたらどこに行けばいい?
チケットを事前購入しているなら電光掲示板で利用する便の乗り場の番号と乗船状況を確認しましょう。乗り場の番号は泊位とかかれていますよ~♪
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出航時間が近くなったら離境カウンターへ!カウンターでチケットを見せて入場。
ここで座席が決まり、座席番号がかかれたシールを貼ってもらいます。友人や家族と別々に並んでいると座席が離れてしまうので、必ず一緒に並んでください。
さらに荷物の大きさをチェックされます。既定の大きさ(60×20×35cm、20kg)を超えると追加料金が必要になります。追加料金は専用カウンターで支払いをし、支払い時にもらったシールを荷物に貼らないと入れません。
ただ係員によって異なるようで、同じ荷物なのに行きは大丈夫で帰りはダメだった・・・なんてこともあるようです。できるなら大きい荷物は持ち込まない方がいいかもしれませんね。
次は必要なものを持って出国審査!
離境カウンターを通ったら次は出国審査をします。飛行機とは違い持ち物検査はないので、あっさり通過できますよ。香港もマカオもこの時に必要なものは3つあるので準備しておきましょう。
- パスポート
- 出入国カード
- フェリーチケット
必要な3つのうち出入国カードというのは、香港入国時に提出した入国カードの2枚目(控え)です。
出国審査が終わったら乗り場へ行きましょう!ゲートが開いたら、いよいよ乗船です☆
乗船から下船まではどう過ごす?
船内に入ったらスーツケースなどの大きい荷物は、前方の専用の置き場へ置きましょう。通路に置いてしまうと揺れによって動いてしまう危険があるので、気をつけてくださいね。
香港からマカオまで1時間ほどかかるので、出航したらのんびり過ごしましょう♪船内は軽食が売っていたり、トイレがあったりと意外と快適に過ごせますよ~。
ちなみに船内は全面禁煙です。もしタバコを吸って見つかると罰金なので、船に乗ったら我慢してくださいね~。
下船する時はみんな一斉に降りようと混むので、到着の5分前から荷物を取りに行ったりして準備しておくとスムーズに降りられますよ☆
夏の船内は寒いかも
ターボジェットは夏に冷房をキンキンにかけていて、冷蔵庫のように冷えていることがあるそう。
どちらのフェリー会社も寒いと感じる人が多いようなので、夏でもフェリーに乗る時は上着を持って行きましょう
下船後は入国審査をして、終わり!
船を出ると今度は入国審査をします。マカオの入国審査場はマカオ国籍、香港国籍、外国籍と分かれています。日本人は外国籍のカウンターで入国手続きをしてください。
入国時に小さい紙が渡されます。マカオの入国証明書なので、なくさないよう大事に保管してください。
ココがポイント
香港国際空港で飛行機からすぐフェリー乗り換える場合、香港への入国審査や預けた荷物を受け取る必要がありません。
飛行機からフェリーに荷物を移してもらえるので、身軽に乗り換えができますよ♪
まとめ
日本では移動にフェリーを使うことってあまりないので、旅行する機会に乗ってみたいですよね♪
フェリーで移動中に見れる香港やマカオの景色は違った良さがあるので、ぜひ旅行の思い出として写真に収めてください♪特に夜の写真はものすごーく素敵な写真が撮れますよ!
乗り物に酔いやすい人は乗船の30分前に酔い止めを飲んでおくといいですよ~☆