私、海外旅行に行くときいっつも気を遣っていることがあるんです。それは、チップをどうするか!!日本って海外と違ってチップを渡す文化がないのでついつい忘れがちですが、国によってはチップを渡さなかったら白い目で見られて邪険に扱われてしまうこともあります。
常識知らずの日本人って思われたくないですし、せっかくの楽しい旅行で嫌な思いをしないためにも、出発前にその国のチップ事情についてしっかりと把握して、必要ならば事前に小銭を用意しておきたいですよね★
この記事では、大人気の観光地バリのチップ事情とあわせてバリ島の空港送迎やチャーターの相場・情報についてご紹介します!!これを読んで、チップや移動に不安を感じることなくバリを満喫してくださいね~♪
もくじ
バリ島に旅行!チップは必要??
チップ文化がある国というとアメリカやカナダなどが有名ですが、バリ島があるインドネシアにはどうなのでしょうか。実は、もともとチップを渡す文化はないんです。
なので、チップは渡しても渡さなくてもどっちでもいいんです。チップはマナーではないので、渡してもが渡さなくても非常識とは思われません。そう思うと何だか気楽ですよね♪
とはいえ、給料が少ない現地人たちにとって観光客からもらえるチップはありがたい臨時収入です。そのため、中にはチップを渡さないと文句を言ってくる人や態度が豹変する現地人もいます。
チップ習慣のある欧米からの観光客は当たり前にチップを渡していくので、チップ文化がないとはいえ特に観光客の多いスミニャックやクタなどでは、同じ先進国の日本人にも最近はチップが期待されているのは事実です。
チップの金額は数十円から数百円です。受けたサービスのお礼としてチップを渡せば逆にとっても喜んでもらえますし、それくらいの金額でお互い気持ちよくやりとりできるなら、チップは渡した方が楽しく旅行出来そうですよね☆
チップを渡すシチュエーションと金額の相場は?
それでは、気になるバリ島のチップの金額相場を一覧でご紹介しま~す☆
チップの相場は?
- レストラン…1,000~10,000ルピア
- ホテル…10,000ルピア~20,000ルピア
- タクシー…~10,000ルピア
- 駐車場スタッフ…2,000~10,000ピア
- スパ…10,000~50,000ルピア
- ガイド・カーチャーターや送迎…50,000~100,000ルピア
バリ島の通貨単位はインドネシアのルピア(Rp)です。そのときの為替によって変動はしますが、10,000ルピアだったら日本円では80~100円程度です。数字の最後のゼロ2つをとったら、大体日本円と同じぐらいの金額になるので、覚えておいたら便利ですよぉ~♪
こうやって一覧で見ると色々あってややこしいな~!と思いますが、ガイドやチャーターを除いたら大体どこでも10,000ルピアをチップとして渡せば間違いなさそうです☆
レストラン・タクシーや駐車場スタッフへは支払い時のお釣りを渡すようにすると決めておいたら色々考えなくていいので楽ですよ☆お釣りが少なすぎる場合はちょっと気まずいので、10,000ルピアに近づくように財布から少し小銭を追加しましょう~!
チップを渡す際に注意しておくポイント
大体の渡す金額は分かりましたが、いつ誰に、どんなタイミングで渡すのがベストなのかなども知っておきたいですよね。シチュエーション別に注意したいポイントをざっくりとまとめました☆
ホテル…部屋へ案内や荷物を運んでくれたスタッフとルームサービスをしてくれたスタッフ、ハウスキーパーへチップを渡しましょう。
ハウスキーパーへのチップはピローチップとも言い、その名の通り枕の横に置いておくと掃除のときに受け取ってもらえます。机に置いておくと置き忘れかな?と思われて受け取ってもらえないことがあるので、気を付けて下さいね☆
タクシー…長距離運転してもらった場合や、ウルワツやチャングーなどの交通の便が悪い地方へ行ってもらった場合は、感謝を込めて相場の10,000ルピアよりも少し多めにチップを渡しましょう。
スパ…バリに行ったら絶対体験したいのがスパ!バリに行ったことがない人でも、海辺でうつぶせになってマッサージしてもらっている場面が思い浮かびますよね♪ほんっとに気持ちいいので、これを体験せずに帰るなんてことのないようにしましょう!
比較的値段の安い街スパはかなりオススメです♪担当してくれたセラピストさんに10,000~50,000ルピアのチップを渡すととっても喜んでもらえますよぉ~♪渡すのは施術前でも施術後でもOKです。
最初に言いましたが、バリではチップを渡すのは当然のマナーではありません。ご紹介したシチュエーション全てで必ずチップを渡す必要はないですよ☆
チップがいらないシチュエーションもあるって本当?
ここまでチップは渡しても渡さなくてもいいと言ってきましたが、実はチップを渡す必要がない場面が例外としてあります。それは、支払い金額にサービス料が含まれている場合です!
中級クラス以上のホテルやヴィラ、スパやレストランはサービス料が料金に含まれていて、支払い時に加算されています。
チップのあるなしでサービスが変わるというようなことはないので、いいサービスを受けて感動したとき以外は渡す必要はありません。日本のちょっといい旅館でのお心づけと同じ感覚ですね☆
レストランではメニューの下やレシートにaddional tax&service chargeや++(+tax+service charge)と書いてあればサービス料が別途支払い時に加算されているので、別にチップを払う必要はないのでチェックするようにしてください♪
逆に支払いが大体50,000ルピア以下の地元の人も利用するような食堂ではチップを支払う必要は特にないので、地元民になったつもりで食べ歩きを楽しんじゃいましょう~☆
バリ島内での移動手段はこれがオススメ!相場金額も
チップの相場でちらりと出てきた移動手段、送迎とカーチャーターってどう違うのか、まずデンパサール国際空港についたら何で市街地まで移動するのがベストなのか、知っておきたいですよね。
バリではぼったくりの個人タクシーも多いので旅行の出だしでつまずいて大損しないように、空港からの移動手段についてもしっかりと事前にリサーチしておきましょう☆
バリ島へ到着!空港から市街地へは送迎の利用がオススメ
バリ島には鉄道がなく、移動は車かバスになります。
空港には空港専門のエアポートタクシーというものがありますが、このタクシー、エリアごとの定額前払い制ですが町中を走るタクシーの2倍の金額設定となっています。
街中を走るメータータクシーと違って運転手の態度も良くないと評判なので、出来ることなら利用したくないですよね。個人タクシーも同様です。
バリを旅行慣れしている人以外にはおすすめしません。空港からタクシーを利用しないで済むように、事前に便利で安心な送迎を予約しておきたいですね☆
空港からの送迎について
最初からぼったくられるのは嫌だから事前に日本で送迎を申し込もう!と調べてみると、送迎にも種類があることに気付きます。
現地ツアー会社の送迎、ホテルの送迎、ツアー企画の旅行代理店の送迎の3種類です。それぞれの特徴やメリットデメリットをまとめたので、あなたにベストな送迎を選んで利用してくださいね☆
旅行代理店の送迎
海外旅行って、言葉が通じないのが不安ですよね。飛行機とホテルが一緒になったパッケージツアーに申し込んでいるようなら、空港送迎がおそらくセットになっています。
パッケージツアーの送迎なら日本人スタッフや日本語ができる現地スタッフがプラカードを持ってお迎えに来てくれるので、安心ですよ♪
ただ、格安ツアーなどの場合は空港送迎がついていないこともあります。ツアープランに送迎が含まれているかどうかは事前にしっかりと確認しておきましょう!
現地ツアー会社の送迎
個人で気ままに旅行を楽しみたいからパッケージツアーには申し込んでないよ~という方もきっと多いですよね。そういう人におすすめなのが、現地ツアー会社が企画している空港送迎です☆
バリ島には現地で日本人が経営しているツアー会社も多くあり、日本語が話せるスタッフが来てくれる送迎サービスもたくさんあります。「バリ島 空港送迎」とネット検索すると、日本語で事前予約できるツアーがたくさん出てくるのでお好みのものを選んで予約しておきましょう♪
パッケージツアーの送迎と違い融通が利くので、途中でスーパーや両替所へ立ち寄ってもらうこともできますよ☆立ち寄りは有料の場合と無料の場合があるので事前に確認しておきましょう。無料の場合はチップをはずむのをお忘れなく!
ホテルの送迎
空港から重いスーツケースを持ったままいきなり観光へは行かないですよね(笑)まずはホテルにチェックインして荷物を減らすでしょう。最初の目的地・ホテルからの直接送迎があったらすごく便利ですし安心ですよね~!現
バリ島ではほとんどのホテルがデンパサール国際空港までの送迎サービスを実施しています。地ツアー会社の送迎と同じく名前を書いたプラカードを持って空港で出迎えてくれますよ。
基本的に有料オプションですが、高級ホテルに宿泊する場合は空港までの無料送迎がついていることが多いです♪
ホテル代に送迎料金も含まれているのに、気付かず現地ツアーの送迎を手配してしまったらもったいないですよね(汗)ホテル予約時に送迎の有無と料金を確認しておきましょう☆
高級ホテルじゃなくても送迎込みの宿泊プランを出しているホテルも中にはあるので、現地ツアー会社の送迎を別に申し込むのがめんどくさい!という方はそういったプランを探して予約するのがオススメです♪
送迎の相場金額は?
大体ですが、デンパサール国際空港から宿泊先ホテルまでの送迎プランは2,500円~3,500円が相場金額となっています。
空港から遠いバリ島北部のウブドなどに行く場合はもう少し金額が上がる場合があるので確認してくださいね~♪
タクシーに比べたら値は張りますが、約7時間のフライトで疲れた後で誰かが笑顔で迎えてくれるのはこの上ない安心感ですし、代金やチップをぼったくられる心配もありません。いい旅のはじまりになりますよね♪空港送迎、オススメです☆
バリ島観光中の移動はカーチャーターがオススメ!
空港からの移動は送迎を利用するとして、バリ島観光中の移動手段は何があるのでしょうか。バリ島内での移動手段はタクシー・路線バス・カーチャーターの3つです☆
タクシーは近場の移動だったら便利ですが、メーター料金なので意外と広いバリ島内をぐるぐる回ると料金は結構高くつきます。
また、遺跡に行くのは大手でメジャーなブルーバードタクシーが利用できるのに帰りは地元のローカルタクシーでないと乗ることができない、など独自のルールがありちょっとややこしいです。
路線バスは安いですが、バスの時間に合わせて行動していたら待ち時間が多く発生するのでタイムロスが生じてしまい、1日で行ける観光名所の数はかなり限られてしまいます。せっかくの海外旅行で行ける場所が減ってしまうのはもったいないですよね~。
私のオススメは断然カーチャーターです!カーチャーターにすれば、タクシー・路線バスを利用する際のデメリットは全て解決できちゃいますよぉ~♪
View this post on Instagram
カーチャーターとは、ガイド兼運転手つきのレンタカーのことです☆4時間、8時間、10時間などの時間制でのレンタルになります。
カーチャーターはきちんと事前に予約しておけば、タクシーと違い日本語が話せる運転手兼ガイドがついて1日案内してくれます。
カーチャーターの運転手は政府公認のガイド免許を持っており観光スポットにもとっても詳しく、観光地だけではなく食事や買い物の穴場スポットを教えてくれますよ♪
タクシーの場合は、目的地がメジャーなスポットでないと運転手が道に迷いタイムロス・場合によってはその分料金を上乗せされてしまうことがありますが、カーチャーターならそんな心配はありません☆それどころか行きたい場所を最初に伝えれば、全部行けるようにスケジュールを組んでくれます。
スパやレストランの予約利用、交渉事の手伝いをしてくれるので、観光中トラブルに巻き込まれそうになったときも安心です♪
でも、1日初対面の人とずっと一緒に行動するのは疲れちゃいそう…そんな人に耳より情報です!運転手は基本的に食事などは別に自分でとります。
ガイドも必要ない場所は断ることができますし、カーチャーターの利用でも家族や恋人、友人とのプライベートな時間もしっかり確保できますよ☆
日本からネットで予約できるので、必ず事前予約しておきましょう☆「バリ島 カーチャーター 予約」でたくさんプランが出てくるので、値段だけではなく、日本語対応か?ガイド代やガソリン代は込みか?などをしっかり確認してあなたにぴったりのプランを予約してくださいね☆
相場の金額は?
それだけ充実したカーチャーター、さぞお高いんでしょ?と思いますが、そんなことはないんですよ♪
遺跡に入る入場料や駐車場代などは別途必要になりますが、8時間で1台あたり6,000~7,000円ぐらいが相場金額です。
2人でいけば1人あたり1日3,000円程度の金額なのでお得ですよね☆それぐらいの金額で効率的で安心安全、快適な旅行が手に入るならかなりお得だと思いませんか?
同行人数ではなく、1台当たりのポッキリ価格に設定しているところが多いので友達グループで行く場合はカーチャーターを利用するとかなり割安なので更にお得です♪
チップの相場でもお伝えしたようにバリではチップは渡しても渡さなくてもいいですが、1日付きっきりで案内してくれた運転手さんの対応に満足したら、感謝の印として最後に50,000~100,000ルピアのチップを渡すととっても喜んでもらえますよ☆
まとめ
バリ島ではチップは渡しても渡さなくても非常識ではないです☆チップを気にしすぎてせっかくの旅行で気疲れしちゃったらもったいないので、何かしてもらって「ありがとう!」と思ったときにチップを渡すぐらいの気持ちで行きましょう♪
到着してしょっぱなからぼったくりタクシーに引っかからないように空港送迎の事前予約と、バリ島内を快適に観光するためにカーチャーターはしっかりと旅行前に日本で予約を済ませて、快適で楽しいバリ島旅行にしてくださいねぇ~☆