あなたは世界の感染症をご存知ですか?日本で感染症といえばインフルエンザなどを思い浮かべますよね?ですが、一度海外に出ると知ることになります。
実は日本では考えられないような感染症があるんです!
今回は安全にインドを旅行してほしいという思いから記事を書きました。
どのような感染症があるのか知っているだけて、現地での過ごし方が変わってきます。
せっかくの旅行を安全で楽しいものにしていきましょう♪
費用から、現地での対策、予防も徹底解説しちゃいます!最後までお見逃しなく読んでくださいね♪
もくじ
インドに行くには予防接種は必要?
アフリカなど、感染症の多い国では予防接種が義務ずけられています。
なぜなら、それをしないと入国ができない場合があるんです!
こんなこと、今まで生きてきたなかでは無縁なことですよね。
では、インドはどうでしょう?あなたはどう思いますか?
正解は「インド旅行で予防接種は推奨されているものの、義務ではありません」です。
短期旅行の場合の予防接種
1週間程度の短期の旅行の場合は、予防接種を受ける必要はありません。
なぜなら国が推奨している予防接種を全て受けるとなると、なんと半年以上もかかってしまうからです。
「インドへ行く!」と半年以上前から計画している人ってなかなかいませんよね?それに、予防接種は保険がききません。
なので全て自腹です!費用は後ほど公開するのですが、なかなかいいお値段なんです。
それでもやっぱり予防接種をしておきたいというあなたにはこれをおすすめします!
それは「A型肝炎」と「腸チフス」です。
なぜなら1番身近な、食べ物や生水からの感染だからです。
必要な場合ってどんな時?
ではどの場合は予防接種が必要なのでしょう?
- 留学やボランティア活動で現地の人と接する機会がある人
- 地方や田舎を訪れる人
- 長期での赴任や出張、現地で何らかの作業をする人
以上のことが一つでも当てはまったあなたは、渡航の日程を確認して日数に余裕を持って接種がおすすめ!
ギリギリになると病院の予約ができなかったり、完了しないまま渡航することになってしまいます。
ですが、これはもう旅行の域を超えていますよね。
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公開!予防接種の費用や種類を解説!
ここからは気になる、国が推奨している予防接種を解説していきます!
日本では流行りもしていない感染症ばかりですが、世界ではありえてしまうんですよね。
また聞き慣れているものや子供の頃に接種したものまであります。
ある一定の年齢ならば、回数を減らせたりもできます。
それから価格は平均なので打つ種類によって前後しますので、お医者さんと相談しながら値段と打つ種類は決めてください。
お医者さんは親身になって聞いてくれるので、安心してくださいね♪
それから忘れてはいけないのは「母子手帳」!これは過去の接種履歴を確認するために必要です。
なのでもし予防接種する場合は忘れないでくださいね♪
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A型肝炎
ウイルスに汚染された水や氷、甲殻類、水で洗われた果物や野菜(サラダ)などから感染します。
日本の水道水なら飲んでも安全ですが、インドの水道水は要注意です!飲み水は市販で売られているものを飲みましょうね♪
接種回数 3回(1回目の接種後、2〜4週間後、6ヶ月後)
持続期間 5年以上 基礎接してから1年後に追加接種で15年以上持続
平均価格 10,000円/1回
B型肝炎
ウイルスに感染した患者の血液や体液と接した場合。無防備な性行為や消毒不十分な注射針や医療器具で感染します。
これは現地での医療行為をするあなたなら必須ですね。多くの場合無症状、軽度で終わりますが、慢性化した場合は肝硬変や肝臓ガンに移行します。
接種回数 3回(1回目の接種後、4週間、6ヶ月後)
持続期間 5年以上
平均価格 8,000円/1回
日本脳炎
豚の中で繁殖したウイルスが蚊に媒介され、その蚊に刺されることによって感染します。
蚊に刺されないようにするためにも、虫除けスプレーなど持っていくといいですよね♪25歳以上の人は3回の接種が好ましいです。
接種回数 2回または3回
持続期間 10年
平均価格 6,000円/1回
破傷風
三種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日咳)に含まれているので定期予防接種で12歳の時にしていれば20代前半くらいまでは免疫があります。
ですが!最終接種から10年を越した場合は追加接種が必要です。定期予防接種していない人は3回必要です。
破傷風菌は世界中の土壌に分布しています。先進国でも発見されて、日本でも感染の可能性はある感染症なんです!
もし現地でこけてしまったり、傷を追った場合は現地の病院へすぐにいき、手当をしてもらいましょう!
接種回数 1回(定期予防接種をしていない場合は3回)
持続期間 10年
平均価格 3,000円/1回
腸チフス
菌が水、食べ物を介して感染します。流行地では、生水や生ものの接種は控えてください。手洗いを徹底することがおすすめです。
接種回数 1回
持続期間 3年(接種後2週間から有効)
平均価格 12,000円/1回
狂犬病
感染した動物に噛まれると感染します。犬、ネコ、キツネ、アライグマ、コウモリなどの哺乳類が主な感染経路です。唾液のついた爪でひっかかれるのも危険です。発症現在の医学では治療はできません。
感染予防は、街中の動物に安易に近づかない!避ける!これにつきます。日本では、犬や猫に触ることに危険を感じませんよね?
ですが、インドや、狂犬病のある国では犬や猫に触るのも危険なんです。日本とは違うということを、しっかり頭に入れておいてくださいね♪
接種回数 3回(初めての接種後から28日後、6〜12ヶ月後)
持続期間 2年
平均価格 15,000円/1回
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どうしたらいいの?安全で快適なインド旅行にするには?
こんなに時間もお金もかけてのインド旅行は大変ですよね。これから長期的にインドに住むくらいの勢いでないと、ここまで予防接種はできません。
先ほどもお伝えしたように、短期旅行の場合は予防接種をほとんどしていません。「それじゃどうやって、感染を防いでいけばいいの!?」って思いますよね?
ここからはその感染予防をお伝えします!そして、もし犬などに噛まれたり、ひっかかれて時の対処方法もお伝えしますね!
対策その1!屋台の食べ物や生水、生ものは避ける!
これはA型肝炎、腸チフスの感染を防ぐためです。日本にはないカレーの屋台などもあるのですが、どのような水や食材を使っているのかは見ていないのでわからないですよね?
なので屋台は避けて、安全なレストランやホテル内での食事をこころがけるといいですよ。
また、生の野菜も注意してください。日本では新鮮な野菜を水道水で洗ってそのまま出しても問題はありません。
でも海外の水道水は、日本ほど衛生面はよくありません。なのでしっかりと火が通っているものを食べることをおすすめします。対策その2!犬や猫などの哺乳類は避ける!
もう、思いっきり避けてください!そして触らない!人間よりも怖いです。
なぜなら言葉がつうじない!「やめて!」と言っても動物には通じません。
なのでとことん避ける!につきます。そして、決して餌を与えないでください。
街中の動物、特に犬は大体ぐでんとして、寝ています。インドの暑さにやられているのでしょうか?
なので、あなたがちょっかいを出さない限りは、向こうも襲ってはきません。
もしもの時!
もし動物に噛まれたり、爪でひっかかれた場合は、傷口をすぐに流水で15分以上洗い、止血はしないでください。24時間以内に病院に行き、24時間以内に狂犬病のワクチンを打ってもらいましょう。焦らず、落ち着いて行動しましょうね。
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対策その3!虫除けスプレーは必需品!
インドは暑いので半袖になることが多いはず。ですが蚊を媒介して感染する、日本脳炎があることを忘れないでください!
観光中はスプレーで蚊を避けて、室内では置くだけの虫除けのものがあると便利ですよね。刺される前の対策をしっかりとしてくださいね♪
対策その4!海外旅行保険に加入する!
クレジットカードに付帯されている場合がほとんどですよね。もし旅行会社がおすすめする保険があるのであれば、加入をおすすめします。
日本語で現地の病院を紹介してくれたり、現金がない場合はキャッシュレスでの支払いがでできたりと大変便利です。
短期の場合ですとそこまで高くはないので、なんらかの保険に加入することをおすすめします。命はお金には変えられませんからね!
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まとめ
日本に住んでいたら、考えてもいなかったことですよね。「まさかこんな身近なところから感染するなんて!」って衝撃を受けたのでは?
わたしは、びっくりしました。だって、インフルエンザみたいに、時間がたてば治るものだと思っていたからです。
でも、必要最低限のことを守れば、安全で快適なインド旅行になるんです!なので、いく前にはもう一度頭の中に入れて、楽しいインド旅行にしてくださいね♪