バヌアツ観光といえば、まず思い浮かぶのが活火山や美しい海、手つかずの自然。
中でもヤスール火山は、バヌアツを代表する観光スポットとして外せません。
この記事では、バヌアツで行きたいおすすめ観光スポットを島ごとに分かりやすく紹介します。
初めてのバヌアツ旅行で「どこを見ればいい?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
バヌアツ観光で行きたいおすすめスポット
バヌアツ観光の魅力は、火山・滝・青く澄んだ天然プール・真っ白なビーチと、とにかく自然のスケールが大きいこと。
初めてなら、まずは次のスポットを押さえておくと「バヌアツらしさ」をしっかり感じられます。
ヤスール火山|タンナ島
バヌアツ観光の目玉ともいえるのが、タンナ島のヤスール火山です。
世界でもアクセスしやすい活火山として知られ、火口近くから噴煙や赤く光る溶岩を見られるのが最大の見どころ。特に夕方から日没後は、暗くなるにつれて火山の迫力が一気に増します。
「バヌアツまで来たなら一度は見たい」と言いたくなる、かなり特別感のあるスポットです。
ブルーラグーン|エファテ島
ポートビラから車で約45分の場所にある、エファテ島の人気スポット。
名前の通り、青く澄んだ天然のラグーンで泳いだり、ロープから飛び込んだりして楽しめます。週末は地元の人でにぎわうこともあるので、ゆっくり過ごしたいなら平日も狙い目です。
南国で「こういう水の色を見たかった!」となるタイプの場所です。
バヌアツ政府観光局|Blue Lagoon・Blue Holes
メレ・カスケード|エファテ島
ポートビラから近い自然スポットなら、メレ・カスケードも外せません。
熱帯の緑に囲まれた滝で、途中には天然のプールもあり、水遊びをしながら滝まで歩いていけます。ポートビラから車で15〜20分ほどとアクセスしやすいのも魅力です。
街から少し離れただけで、一気にジャングル感が出るのもバヌアツらしいところ。
シャンパンビーチ|エスピリトゥサント島
真っ白な砂浜と透明度の高い海で知られる、エスピリトゥサント島のシャンパンビーチ。
遠浅で穏やかな海なので、泳いだりシュノーケリングをしたり、何もせずのんびり過ごすのにも向いています。ルーガンビルからは車で約45分です。
「南太平洋のビーチに来た!」という景色を見たいなら、かなり満足度の高い場所です。
ブルーホール|エスピリトゥサント島
エスピリトゥサント島には、森の中に突然現れる青く透き通った天然の泉「ブルーホール」がいくつもあります。
中でもMatevulu Blue Holeなどが有名で、カヤックで川を進んで向かうルートも人気。水の透明度が高く、泳ぐだけでもかなり気持ちよさそうな場所です。
海とはまた違う、静かで神秘的な青さを楽しめます。
ハイダウェイ島|エファテ島
ポートビラ周辺で海を楽しみたいなら、ハイダウェイ島も人気です。
エファテ島のメレビーチから船で数分の小さな島で、周辺は海洋保護区。シュノーケリングではサンゴや魚を間近で見ることができます。
そして有名なのが水中郵便局。海の中からポストカードを出せるという、かなりバヌアツらしい体験ができます。
バヌアツ観光の目玉!ヤスール火山のみどころ

バヌアツ観光でひとつだけ特別な体験を選ぶなら、ヤスール火山はかなり有力です。
タンナ島にある標高361mの活火山で、現在も活動を続けています。火口近くまで行き、地鳴りや噴煙、赤く光る噴火を間近で見られるのが最大の魅力です。
世界でもアクセスしやすい活火山
ヤスール火山は、世界でも特にアクセスしやすい活火山として知られています。
見学では4WDで火山の斜面まで上がり、そこから15分ほど歩いて火口付近へ向かいます。火山というと「何時間も登山しないと見られない」イメージがありますが、比較的短い移動で迫力ある景色までたどり着けるのが特徴です。
とはいえ、目の前にあるのは本物の活火山。
写真で見るより、音や振動まで含めて体で感じる場所なので、かなり記憶に残る観光になると思います。
おすすめは夕方〜日没
ヤスール火山は日中も見学できますが、特におすすめされているのが夕方から日没にかけてです。
空が暗くなるにつれて、火口から上がる赤い光や噴火の様子がよりはっきり見えるようになります。
バヌアツ政府観光局でも夕方の見学をおすすめしており、ホテルを午後に出発して夜に戻るツアーが一般的です。
昼間とはかなり雰囲気が変わるので、せっかくなら日没に合わせて行きたいところです。
見学はガイド付き・火山活動状況を確認
ヤスール火山は、認可されたガイド同行・グループでの見学が基本です。
また、活火山なので活動状況によって見学できる範囲が変わったり、ツアーが中止になったりすることもあります。
2026年9月現在、バヌアツ気象地質災害局(VMGD)はヤスール火山の警戒レベルをレベル2「Major Unrest」としています。
ヤスール火山へ行く前は、ツアー会社の案内だけでなくVMGDの最新警戒レベルも確認しておきましょう。火山活動によって見学条件が変わる場合があります。
タンナ島の他のおすすめ観光スポット
ヤスール火山が有名なタンナ島ですが、見どころは火山だけではありません。
海の絶景と、今も受け継がれている伝統文化を体験できるのもタンナ島の魅力です。時間に余裕があれば、ヤスール火山とあわせて立ち寄ってみたいところ。
ブルーケーブ
タンナ島北西海岸にあるブルーケーブは、洞窟の天井から差し込む光で水面が青く輝く人気スポットです。
ボートなどで洞窟の近くまで向かい、最後は泳いで中へ入ります。
干潮時は岩の下を泳いで入れますが、満潮時には短い距離を潜って入る必要があることもあるので、泳ぎに不安がある人は干潮の時間帯をツアー会社に確認しておくと安心です。
洞窟に入った瞬間、上から光が差し込んで水が一気に青く見える景色はかなり幻想的。
ヤスール火山とはまったく違う「海のタンナ島」を楽しめるスポットです。
海が荒れている日はツアーが催行されないこともあります。潮の時間や海況は事前にツアー会社へ確認しておきましょう。
バヌアツ政府観光局|Blue Cave Adventures & Tours
伝統文化を体験できるカスタムビレッジ
タンナ島では、「kastom(カスタム)」と呼ばれる伝統的な暮らしや文化に触れられる村を訪れることもできます。
村によって内容は異なりますが、伝統舞踊や歌、火起こし、食文化、日々の暮らしなどを地元の人から直接教えてもらえるのが魅力です。
たとえばImaio Cultural Villageでは、伝統舞踊やフェイスペイント、火起こし、地元料理などを体験できます。
リゾートや絶景を見るだけでは分からない、「バヌアツで暮らす人たちの文化」に触れられる時間になると思います。
ヤスール火山の近くにも文化体験のできる村があるので、火山ツアーと組み合わせて訪れるのもおすすめです。
バヌアツ政府観光局|Imaio Cultural Village
エファテ島・ポートビラ周辺の観光スポット
エファテ島は首都ポートビラがある島で、初めてのバヌアツ旅行でも動きやすいエリアです。
自然スポットと街歩きを組み合わせやすいので、まずはここを拠点にするのもおすすめ。
ブルーラグーン
ポートビラ中心部から車で約45分。
透き通ったターコイズブルーの天然プールで泳げる、エファテ島の人気スポットです。
ロープから飛び込んだり、水辺でのんびりしたりと過ごし方は自由。週末は地元の人でにぎわうこともあるので、落ち着いて楽しみたいなら平日が狙い目です。
メレ・カスケード
ポートビラから車で15〜20分ほどの場所にある、緑に囲まれた滝です。
遊歩道を歩いた先には天然のプールや大きな滝があり、泳いで涼むこともできます。
街から近いのに、一気にジャングルらしい景色になるのが魅力。滑りやすい場所もあるので、ウォーターシューズなど濡れても歩きやすい靴があると便利です。
ハイダウェイ島
メレビーチからフェリーで約5分の小さな島で、周辺は海洋保護区になっています。
サンゴや魚を見ながらシュノーケリングを楽しめるほか、世界的にも珍しい水中郵便局があることでも有名です。
海を楽しみたいけど、遠くの島まで移動する時間はないという人にも立ち寄りやすいスポットです。
ポートビラのマーケット・街歩き
自然観光の合間には、ポートビラの街もぶらぶら歩いてみたいところ。
マーケットには南国フルーツや野菜、ローカルフード、ハンドクラフトなどが並び、バヌアツの日常を感じられます。
メインのマーケットは日曜を除いて営業しており、朝の方が品ぞろえも豊富。支払いは現金が基本なので、小額のバツを用意しておくと便利です。
エスピリトゥサント島のおすすめ観光スポット
エスピリトゥサント島は、バヌアツ最大の島。
真っ白なビーチ、透明度の高いブルーホール、ジャングルの中の洞窟探検まで楽しめる、かなり自然派向けの島です。
シャンパンビーチ
エスピリトゥサント島を代表するビーチが、シャンパンビーチです。
白い砂浜と透き通ったターコイズブルーの海が広がり、泳いだりシュノーケリングをしたり、のんびり過ごすのにぴったり。ルーガンビル中心部から車で約45分です。
「南太平洋らしいビーチを見たい」なら、かなり外せないスポットです。
ブルーホール
エスピリトゥサント島には、森の中に点在する青く透き通った天然の泉「ブルーホール」がいくつもあります。
Matevulu Blue Hole、Riri Blue Hole、Nanda Blue Holeなどが有名で、車で訪れるほか、カヤックやアウトリガーカヌーで川を進んで向かうこともできます。
海とはまた違う、静かで吸い込まれそうな青さが魅力です。
ミレニアムケーブ
ちょっと本格的な冒険をしたいなら、ミレニアムケーブ。
村からジャングルを歩き、洞窟を抜け、岩場を進み、最後は川を泳いだり流れに身を任せたりする、かなりアクティブなツアーです。
政府観光局も難易度の高い体験として紹介しています。
「観光」というより、丸一日かけて大自然の中を冒険するアクティビティというイメージ。
体力は必要ですが、普通のビーチ観光では物足りない人にはかなり印象に残る体験になりそうです。
バヌアツ観光は何日必要?
バヌアツは日本からの移動にも時間がかかるため、旅行日数は少し余裕を持って考えるのがおすすめです。
ポートビラだけでなく、タンナ島やエスピリトゥサント島まで周るなら、移動時間も含めて日程を組んでおきましょう。
バヌアツ観光におすすめの時期
バヌアツは一年を通して暖かいですが、観光しやすいのは雨が少なく過ごしやすい乾季です。
旅行時期によって雨の量や暑さも変わるので、観光メインならベストシーズンもあわせて確認しておくと安心です。
バヌアツ観光で知っておきたい移動事情
バヌアツは80以上の島からなる国なので、観光では「島の中の移動」と「島と島の移動」を分けて考えると分かりやすいです。
特に複数の島を周る場合は、移動だけで半日〜1日使うこともあるので、日程には少し余裕を持っておきましょう。
島と島の移動は国内線が中心
エファテ島・タンナ島・エスピリトゥサント島など、主要な島どうしの移動は国内線を利用するのが一般的です。
距離があるため、旅行者にとっては飛行機がいちばん現実的。
複数の島を周るなら、観光日だけでなく移動日も含めて旅程を組むのがポイントです。
エファテ島内はバス・タクシー・ツアーを利用
ポートビラ周辺やエファテ島内の移動は、バス・タクシー・現地ツアーを利用できます。
近場の観光ならバスやタクシー、ブルーラグーンやメレ・カスケードなどをまとめて回りたいならツアーを利用するのも便利です。
初めての旅行なら、行きにくい場所だけツアーに任せるとかなり楽です。
天候による予定変更も考えておく
バヌアツでは、天候によって国内線や船のスケジュールが変わることがあります。
特に離島観光を組み込む場合は、帰国便の直前まで予定を詰め込みすぎない方が安心です。
タンナ島やエスピリトゥサント島から戻る日は、できれば帰国便と同日にせず、ポートビラで1泊できるくらい余裕があると安心です。
まとめ|バヌアツ観光は島ごとに違う魅力を楽しもう
バヌアツには、ヤスール火山の迫力ある景色、透明度の高い海やブルーホール、南国らしいビーチ、伝統文化まで、島ごとに違った魅力があります。
初めてのバヌアツ旅行なら、まずはポートビラ周辺を楽しみつつ、時間に余裕があればタンナ島やエスピリトゥサント島まで足を延ばしてみるのがおすすめです。
「火山を見たい」「海を楽しみたい」「自然の中で遊びたい」など、旅の目的に合わせて島を選ぶと予定も組みやすくなります。
移動には時間がかかるので、詰め込みすぎず少し余裕のある日程で、バヌアツならではの大自然をたっぷり楽しんでください。