2018年10月から1年間の期限付きでビザ不要になったミャンマーは、とても美しい遺跡がたくさんある魅力たっぷりの国なんです。「ビルマの竪琴」でご存知の方も多いかもしれませんね。
今回はミャンマーのほぼ中央部に位置するマンダレーとバガンの船旅についてのご紹介です。実はこの2都市は、観光地としてもかなり有名なんですよね♪マンダレーは第2の都市でありミャンマー仏教の中心的存在、さらにバガンはバガン遺跡という有名な遺跡があるのでセットで周遊される方も多いんですぉ~。
きっとこの記事を手にされた方も船旅に興味ありますよね☆リバークルーズの船旅はこんなにも楽しいんですよ♪
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もくじ
マンダレー~バガンの船旅の種類について
マンダレー~バガン間はエーヤワディ川のリバークルーズで行き来出来ます。
以前は国営のクルーズしかなかったのですが、民間会社の参入で私たちにとっては嬉しい選択肢が出来ました。
一言で船旅と言ってもタイプは違い、大きく分けて3種類!どんなタイプか見てみましょう♪
運航時期について
雨季は運航していない事が多いそう!乗られる時は現地ツアー会社などに確認してみましょう♪
ローカルの人もよく利用するスローボート
料金も一番安く、そして時間も一番かかってバガンに到着するスローボートはローカルの人も多く利用する船です。
なぜこんなに時間がかかるのかというと、もちろんスローペース(笑)もあるんですが、途中いくつかの村に停泊するんです。ローカルの人が荷物などを下ろし終わったら即出航!
1階がローカルの人+荷物置きで、外国人は2階の専用の椅子?が置かれているので、基本的にはそこに座るようになります(ローカルの人と席が違うんです・・・)
スローボートの目安
料 金:約15ドル
所要時間:約1日半
運 航 日:(日)(水)
観光客、特に欧米人の利用率が高いスピードボート
観光客が利用する船と言えば、おそらくこのスピードボートだと思います。値段も外国人価格(笑)
スピードと名は付いているけど・・・決して早くない船なんですよ。こういう所なんか憎めない私♪
スローボートとは違い座席は指定席となっていて、ちゃんとしたサンデッキが用意されていて少し優雅な船旅が出来そうかなって思いますよね。
スピードボートを運営している会社は以下2つになります。船内の豪華さや設備、食事など多少の違いはありますが基本は同じです。
スピードボートの目安
料 金:約30~50ドル
所要時間:約10時間(乾季で水位が少ない場合はもっとかかります)
運 航 日:毎日(詳しくは各HPでご確認を)
旅行代理店でも取り扱っているクルーズ
船旅は豪華に行きたいという方はラグジュアリークルーズ
最後はまさに「船旅」というに相応しいラグジュアリークルーズ!はっきり言って、ラグジュアリーホテルと全く変わりません。もしかしたらそれ以上の豪華さを誇るかもしれませんね♪
それもそのはず!ラグジュアリークルーズは外資系の運営なんですよ。広々とした客室、洗面・トイレ・シャワーも別々に完備されて一気にお金持ちになった気分☆
このラグジュアリークルーズは宿泊が条件になります。1泊2日~のプランもあるので1度は体験してみたいですよね♪
どれも豪華ですが、好みの船体や客室などで選ぶのも楽しそうですよ♪
ラグジュアリークルーズの目安
料 金:1泊2日700ドル~(運営会社により2泊3日~のプランしかないものも)
所要時間:宿泊数に応じる
運 航 日:予約制
マンダレー~バガン間の船旅の楽しみ方は満載
3つのタイプのクルーズがあって、それだけでも選ぶのが楽しくなりそうですよね♪もちろん船旅なのでのんびりした時間を過ごす事が出来ます。これって贅沢だと思いませんか?普段仕事に追われてゆっくりした時間が持てない方は、この船旅で贅沢を味わって貰いたいです。
各タイプ別の船旅の楽しみ方は様々です!思い思いに楽しんで頂けたらなって思います。
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他の船旅では味わえないローカルの生活が見れるスローボートの楽しみ方
ローカル度満点のスローボートは、乗った時からローカルを味わえます。なかなかローカルを味わう機会もないし、チャレンジしてみたいなって方はぜひこの船旅を選びましょう。
スローボートでも食事は楽しめる!
料金には含まれていませんが、船内では食事も楽しめます。小さなスペースに食堂?らしきものがあり、そこで簡単な料理を作ってくれます。ミャンマーのローカルフードと言った感じでしょうか?口コミを見ると、味は上々みたいですよ♪
ここではビールやお茶などのドリンクも購入出来ます。が、値段はかなり高額なんですよね(日本の値段からすれば安い?)日本も乗り物で買うドリンクは高めだから仕方ないのかもしれませんね。
各停泊所では売り子さんが来る~
いくつかの停泊所に止まるたびに、売り子さんが色んなものを売りに来ます!これは本当に高いからよっぽどじゃない限り買わないで下さいね~。
バナナやスイカ(もちろん食べやすいように切ってある)、さらにはよく分からない布とかも売りに来るみたいですよ(笑)
ただこの光景はスローボートに乗らないと味わえない光景です!各村の雰囲気も味わえるのも楽しみの一つですよ。
快適な船旅はスピードボートで!楽しみ方も色々
私は一番これに乗ってみたいと思ったスピードボート。一番船旅をしてる気分になると思いますよ。リラックス出来る事間違いなしです!
料金は高めだけど食事付きだから納得
スローボートより大幅に値段アップですが、外国人向けという事で仕方ない部分とそれに見合ったサービスがたくさんあるんです。
食事タイムは決まっているけど、キレイな食堂スペースが設けられていて気持ちよく食事が楽しめます。そよ風に吹かれながら食事♪優雅ですね~。基本的に朝食は洋食タイム、昼食はミャンマー料理を出す船が多いですね。
バーも完備されていてお酒も楽しめちゃう♪ちなみにバーは別料金なのでお支払いを(笑)
サンデッキで優雅に読書はいかが?
朝食が終わったぐらいから日差しも気温も徐々に上がってきて気持ちい午前中の時間、みんな冬眠から覚めたかのようにサンデッキに集まってきます(笑)そよ風が本当に気持ちよくて、デッキの椅子はすぐに埋まってしまう程なんですよ。
皆さん読書をしたりおしゃべりしたり、お昼寝したりとのんびりした時間を楽しんでいます。
スピードボートは指定席を購入するんですが、結局この気持ちいい時間帯はみんなサンデッキに集まって指定席の意味がなくなります(笑)
ラグジュアリークルーズの船旅は申し分ない!
これは動く高級ホテルと思ってもらっていいです。いや~豪華で頭上がりません(笑)宿泊前提なので食事付きはもちろん当たり前!レストランの豪華さも・・・本当に船の上にいるのかと疑ってしまう程ですよ♪
ラグジュアリークルーズならではの楽しみ方
ラグジュアリークルーズでは、展望プールがあったりマッサージが受けられたりとホテルと本当に変わらないサービスです。そしてラグジュアリークルーズの種類にもよりますが、民族舞踊ショーなどエンターテイメントも充実していて旅行客を飽きさせない工夫が盛りだくさんですよ♪
船内にはお土産などが買えるショップがあるので記念にこちらで購入するのもありですね!
どの船旅も共通!動くパノラマ☆川沿いの景色は絶景
船に乗る時間はタイプにもよりますが夜明け前で真っ暗な事が多いです。船が動き出すと少しずつ日が昇ってきます。日の出を見る機会ってなかなかないですよね?それが船旅で見れるのってロマンチックじゃないですか♪
日の出を見終わると、いくつかの仏塔が見えてきます。さらにインワ鉄橋という大きな橋が見えて、ここは観光客のフォトスポットなのでしょうか?写真撮ってる人がたくさんいますよ。
途中、船から村の姿を見ることも出来るので現地の生活を生で感じれます。本当に絶景ですよ!
バガンに入るには入域料が必ず必要
ここでバガンに入る際の注意点です!
バガンという土地は「考古学指定区」という地域のため、バガンに入るためには必ず「入域料」を支払わないと入れません。これはどのアクセス方法でも同じです。
今回の船旅の場合、停泊所を降りたらすぐ人だかりの場所があります。そこが入域料の徴収場所ですね。
以前は米ドルでの支払いでしたが、現在はミャンマー通貨25,000チャットを支払うようになったので通貨の用意は忘れずにしておいて下さい。さらに、この25,000チャットはバガンに3日間しか滞在出来ません。それ以上滞在する場合は追加でまた25,000チャットのお支払い~。
この入域料を支払う事で、バガンの遺跡は入場料を払わず自由に見て回る事が可能になるので便利ですよね♪
支払った時に貰う「領収書」はなくさず大切に持っておいて下さい!ホテルに宿泊する際や遺跡に入る際、提示を求められます。領収書をなくすと再度支払わないといけなくなります・・・。
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まとめ
今回はマンダレー~バガン間の船旅についてご紹介しましたがいかがでしたか?
私は調べてる途中から乗りたくて乗りたくて(笑)次の旅先を決めかねてましたが、この2都市を行こうかと思ってるほどです☆
たまにはのんびり船旅もいいですね!時間を贅沢に使ってみてはどうでしょう♪